
韓国生協連合会のみなさんと記念撮影
パルシステム連合会は、10月31日(水)〜11月3日(土)の4日間で、友好関係にある韓国生協の視察研修を行いました。
パルシステム連合会は韓国生協との交流を1990年に開始し、以来16年に及ぶ相互交流を行ってきており、今回の視察研修も今年度の交流の一つとして実施しました。
この視察研修は1.韓国生協の事業・活動の視察、2.生協職員の役割をテーマにした韓国生協の職員との交流、3.日韓友好の促進、4.韓国の歴史を学ぶ、ことを目的に、会員生協の役・職員、物流委託先会社社員を中心に20名が韓国を訪問しました。
訪韓団は、10月31日に成田を出発し、同日は韓国のソウル市内視察として安重根記念館などの文化施設、観光地や名所等を巡り、韓国独自の文化及び韓国市民の生活習慣などを学びました。
翌、11月1日は、韓国生協連合会を訪問しました。会員生協の「自然ドリームベーカリー」の視察、「1生協1学校給食運動」の取り組み、保育事業について説明を受けました

グループ討論後の交流会の
模様
また「生協人として抱いている抱負、何をめざすか。」をテーマに日韓生協役職員を織り交ぜた4つのグループに分かれ、意見交換と討論会を行いました。
2日は、韓国生協全国連合会の会員生協の物流センターや店舗を視察し説明を受けたほか、韓国の生鮮小売市場のケーススタディとして、韓国の農協が経営する店舗「ハナロマート」を視察しました。
最終日3日は再び、韓国・ソウル市内の景福宮や西大門刑務所跡などの文化施設を数箇所視察しました。
この研修を通じ、韓国生協のみなさんとの交流を深め、韓国文化を肌で感じて帰国しました。
参加者からは、「韓国生協の組合員は生協事業への参加意識が高く、地域住民に生協の取り組みを知ってもらうための行動を意識的に行っていると感じました」「韓国生協に、生協の本来あるべき姿を垣間見ました。食育、福祉、環境などの問題に対し、各組合員のくらしの中で解決を図るという運動と経営を両立させていくのが私たち職員の役割だと思いました」などの感想が寄せられました。
今回の韓国訪問につづき、11月下旬には韓国の生協役職員がパルシステムを訪問する予定となっています。パルシステムでは、今後も研修や交流を通じて日韓生協の連帯の絆を強めていきます。
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