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掲載日:2007年11月5日

「西日本有機農業生産協同組合」設立総会を開催しました
2007年11月1日、パルシステムと取り引きのある生産者が中心となり、11の県にまたがる生産協同組合、「西日本有機農業生産協同組合」を設立いたしました。

■西日本有機農業生産協同組合 設立にあたって

設立総会 会場の様子

 パルシステムはこれまでも、生産者と消費者の共同作業で環境保全型農業を創造し、地域社会に貢献していくことをめざし、農産物の安全性はもちろんのこと、農業の環境への負荷を減らし、さらに生物の多様性を拡大する農法に、生産者とともにチャレンジしてまいりました。

 このたび、パルシステムと取り引きのある生産者が中心となり、2007年11月1日に西日本有機農業生産協同組合が結成されました。メンバーの多くは、有機農業や無農薬栽培が社会的に認知される以前から、有機農法に果敢に取り組んできた先駆者たちばかりです。そのような方たちとの長い付き合いを通じ、その想いに共鳴したパルシステムは生産者同士の横のつながりを強めるべく、組合の設立に向けて支援を行ってきました。

 西日本有機農業生産協同組合の会員は関西地方、四国地方、中国地方、九州地方の11の県にまたがっています。この連帯により、旬な食物の周年供給が可能になり、物流の合理化やコストダウンが図れます。また、計画生産による農業の集団化と規模拡大を推し進めながら、地域社会作りに向けたさまざまな運動に取り組んでいきます。


■設立総会 全議案が可決

 11月1日の設立総会は、東京都文京区にて開催されました。開会にあたり、西日本有機農業生産協同組合の代表理事となる片山元治 無茶々園代表は、世の中の流れの中で将来が不透明である有機農業のこと、そんな中で自分たちが自分たちのまま生きていける農業を目指して設立に至ったことや、その意気込みを語りました。


片山代表理事

 パルシステム連合会の若森理事長は「有機農業が日本の農業の主流になるようなことをしなくては、と思っています。昨今、食育が叫ばれるように、食を単なるエネルギー源ではなく文化としてとらえて農業自身の新しい価値を前面に打ち出し、世の中に認めてもらうことが必要だと思っています。」と新しい協同組合を応援しました。

 続いて議案の提案と審議が行われ、設立趣旨や規約など、4つの議案すべてが満場一致で可決されました。

 都内で行われた今回の設立総会にはパルシステムの関係者らも参加し、総会の後、意見交換会を行いました。会場からは「有機農業者というのはこれまで個々でこだわりを持って取り組んできた人ばかり。世の中にもっと広めていくために、点が線とつながり緩やかな連携となった今回の設立は非常に大きな一歩。」と、消費者目線からも大きな期待が寄せられました。




【資料】


●議案

第1号議案 西日本有機農業生産協同組合設立趣旨と方針 可決
第2号議案 西日本有機農業生産協同組合事業計画および事務局機構図 可決
第3号議案 西日本有機農業生産協同組合規約 可決
第4号議案 西日本有機農業生産協同組合役員選出 可決


●西日本有機農業生産協同組合

代表:片山元治(無茶々園 代表)

事務所所在地:奈良県五條市西吉野(大紀コープファーム)

設立:2007年11月1日

会員数:60人

エリア:福岡県/長崎県/熊本県/宮崎県/大分県/島根県/愛媛県/和歌山県/兵庫県/滋賀県/奈良県




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