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掲載日:2007年10月31日

産地へ行こう。愛媛県・無茶々園
「ふーどのみかん!郷土文化を知る旅」を開催しました
10月26日(金)〜28日(日)、パルシステムの「ふーどのみかん」の産地、無茶々園(愛媛県明浜町)を訪ねる「産地へ行こう。」ツアーを開催しました。組合員とその家族13名が参加し、収穫体験、郷土料理での交流会、地元の秋祭り見学などで、生産者との交流を深めました。

■約30年の産直の歴史、「ふーどのみかん」の産地、無茶々園

海と山に囲まれ自然豊かな明浜町

 10月26日〜28日、パルシステムの「ふーどのみかん」の産地、無茶々園(愛媛県明浜町)を訪ねる「産地へ行こう。ツアー」を開催しました。このツアーには組合員とその家族13名が参加しました。

 無茶々園は、除草剤・化学肥料は使用せず、みかんなどの柑橘類を栽培し、多くの組合員のみなさんから“安心でおいしい”と支持を得ています。パルシステムのトップブランド、「theふーど」(※)の代表的な産地のひとつです。


■収穫体験で生産者の苦労を実感しました

 ツアー初日の26日は、まず無茶々園の選果場を訪れ、光センサーでみかんの糖度を計り、出荷するまでの流れを見学しました。

 ほ場では、生産者の方に美味しいみかんの見分け方(美味しいのは「へた」の部分が小さいもの)を教えてもらいながら、収穫体験をしました。ほ場は、海に面した山の斜面にあります。石垣を登り降りしながらの収穫を体験し、参加者のみなさんは生産者の日ごろのご苦労を身に沁みて感じていたようです。農薬を使わないため虫に食われてしまいアルミ箔で保護した木もありましたが、出荷はできないとの事でした。

 夕食を兼ねた交流会には生産者が大勢集まってくれて、お互い自己紹介をしながら、組合員がふだん食べている無茶々園のみかんの話などで交流を深めました。


みかんの収穫体験

 翌27日は、地元の秋祭り「牛鬼追い」を見学しました。提灯が下がっている家で料理などをふるまってもらえる「おもてなし」の風習が残っており、組合員も地域の生産者から「おもてなし」を受けました。

 28日は、明浜で真珠の生産をしている佐藤真珠を訪ねました。祖先より受け継いだ明浜の恵まれた環境を大切に守っていく事を第一と考え、薬品を使わずに養殖作業をしているというお話でした。

 その後は、生産者との昼食交流会でした。郷土料理の「じゃこ天」や「ひゅうが飯」を作っていただき、作り方も教えてもらいました。

 3日目とあって、お互いにすっかり打ち解け、楽しいひとときとなりました。

 参加者からは、「産地や生産者を知ってもらいたいという熱意が伝わってきて、また来たいという気持ちになりました」「体験してみて、足場の不安定な山の斜面での農作業の大変さがよくわかりました」といった感想がきかれました。

 収穫体験や生産者との交流で産地への理解を深めるとともに、明浜町の豊かな自然や文化に触れ、参加者全員大満足のツアーでした。



【資料】


(※)「theふーど」の基本的考え方 〜資源循環・環境保全型農業の実現〜

「ふーど商品」は、環境保全や資源循環、持続型の生産などに配慮した取り組みを行っている農畜水産物および加工品を対象に、ひとつの理想形を求めたパルシステムのブランドです。例えば青果やお米では、有機認証およびそれに準ずる栽培内容を実現したものを対象とし、畜産と連携した複合経営や畜糞の堆肥化による有効活用、総エネルギーの低減など多様な取り組みを評価して選定されています。また、畜産では、放牧によるアニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮し、遺伝子組み換え飼料の排除、牧草や食品残さなどの国内資源の有効活用、成長ホルモン剤の禁止、全飼育期間飼料への抗生物質不使用など厳しい基準をクリアーしています。水産では、収奪型や薬剤を多投する養殖ではなく、魚付き林を守り、水産資源を守り育てる取り組みが評価されています。
こうした厳しい取り組みを全商品で実現することは困難ですが、先進的な取り組みを行う生産者の努力を適切に評価し、本来めざすべき農畜水産業のあり方を提示していきたいと考えています。




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