■組合員と家族60名が参加しました

雨の中、カッパと長靴での収穫体験
パルシステム生活協同組合連合会は、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。
10月27日(土)、パルシステムの産直産地「有機農法ギルド」(茨城県北浦)にて「ギルドフェスタオルガニカ2007」を開催しました。
有機農法ギルドは茨城、千葉、栃木、群馬の4つの県にまたがる有機農業生産者のネットワーク組織です。
産直品には「ふーどの有機野菜セット」(*)、「ふーどの平飼いたまご」、ふーどのトマトやほうれん草、さつまいも、ゴボウなどがあり、毎日の食卓でおなじみの産地です。
当日は、台風の影響で大雨にも関わらず60名の組合員のみなさんが集まり、生産者とあわせて75名が参加しました。
開会式後、生産者からの「雨が降っていますが、収穫体験をしたいですか?」という問いかけに大きな拍手で答えた参加者は、組合員との交流のために作付けされた「パレット畑」へ向かいました。
「パレット畑」には、この日のためにキャベツ、白菜、レタス、サニーレタス、チンゲンサイ、春菊など様々な野菜が育てられていました。
今年は虫の被害が大きく、葉がレース状になったキャベツや白菜もありましたが、雨の中、泥んこになりながら、たくさんの収穫物を手にした参加者はとても満足そうでした。

木の実や小枝の工作体験コーナー もありました
収穫の後は生産者手づくりの赤飯、けんちん汁など農産物を使った料理をいただきながら昼食交流会でした。配られた「レシピ」を見て、生産者に料理のコツをたずねる参加者もいました。
オカリナの演奏もあり、なごやかで楽しい交流会となりました。生産者の似顔絵を見て、その生産者が作っている野菜を当てるゲームでは、みんな、似顔絵の生産者を探しあて、野菜づくりの苦労なども聞いていました。
「雨の中で収穫を体験し、虫食いの野菜を見て“生産者のみなさんの仕事は自然との戦い”ということを実感しました」などの感想をいただきました。
あいにくの天候でしたが、収穫体験と生産者との交流を通じて、生産者のみなさんの苦労、作物が自然の中で育まれていることをあらためて実感した1日となりました。
【資料】

ふーどの有機野菜セット
*ふーどの有機野菜セット
有機農法ギルド・三里塚微生物農法の会・有機農法菱田の3産地からお届けしています。セットされる野菜は、JAS有機認証の有機栽培および転換期間中有機農産物であることが条件です。天候に左右されることの多い有機野菜を、セット内容を産地にお任せすることで安定した供給を実現しています。
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