パルシステム連合会は、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命をはぐくむ食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。
■「JAつくば市谷田部」で野菜の収穫体験

親子でさつまいもを収穫しました
10月14日(日)、パルシステムの産直産地、JAつくば市谷田部(茨城県)において、「2007年 JA谷田部収穫祭」を開催しました。
パルシステムとJAつくば市谷田部の産直交流は20年に及び、パルシステムほか三者で構成する「JAつくば市谷田部 食と緑の交流推進協議会」において、「地域資源循環型農業モデルづくり」や都市と農村の新たな交流をすすめています。
谷田部収穫祭は、この「JAつくば市谷田部 食と緑の交流推進協議会」、パルシステムとその会員生協の主催で行われ、5つの会員生協(東京マイコープ、パルシステム千葉、ドゥコープ(埼玉)、ユーアイコープ(埼玉)、パルシステム茨城)から組合員とその家族、約370人が参加し、生産者を含め総勢約450人が秋の収穫を祝いました。
■産地への理解と生産者との交流を深めました

ゲームで盛りあがった交流会
開会式では、桜井一男実行委員長の開会のあいさつに続き、JA谷田部の鈴木國勇組合長、生協を代表し、パルシステム茨城の小谷悠子理事長があいさつしました。
その後、いよいよこの日のメインイベント、サツマイモと椎茸の収穫体験が行われました。椎茸のハウスでは、おいしそうな椎茸を見つけて、歓声をあげる子どもたちの笑顔が見られました。サツマイモのほ場では、大人も夢中になり、子ども達と一緒に土を掘り、サツマイモを引き抜いていました。
収穫後は営農センターにて、昼食交流会でした。生産者が用意してくださった、「お餅」「豚汁」「きのこのごった煮」「ふかしさつまいも」「なめこ汁」など多彩な料理が並び、楽しい交流会になりました。また、昼食後は、ゲーム大会や作物の即売会、「ミニ青空市」も行われました。
組合員がふだん口にしている食べ物が栽培される畑で土にふれながら収獲の喜びを味わい、産地と生産者への理解を深める貴重な体験となりました。
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