本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2007年8月28日

「産地へ行こう。まるごと十勝・食の大地ツアー」を開催しました
8月19日(日)〜21日(火)、北海道十勝地方のパルシステムの産直産地を訪ね、青果の収穫体験や牧場見学など北海道の大自然と食を満喫する「産地へ行こう。」ツアーを開催しました。組合員とその家族25名が参加し、バーベキューやキャンプファイヤーなどを楽しみ、生産者と交流しました。

パルシステム連合会は、8月19日(日)から3日間、パルシステムの産直産地のある北海道十勝地方を訪ねる、「産地へ行こう。まるごと十勝・食の大地ツアー」を開催しました。十勝圏の生産者と首都圏の消費者の交流をテーマに2001年に発足した「パルシステム十勝圏交流協議会」*の協力により実施されたもので、組合員とその家族25名が参加しました。

■広大な大地で農業体験と交流

じゃがいも掘りを体験

帯広空港に着くと、十勝圏交流協議会の(有)大牧農場やマルハ(株)の方が出迎えてくれました。早速、大牧農場の生産者のほ場に向かい、じゃがいも掘りを体験しました。大牧農場の方から、十勝圏交流会の概要や今年のじゃがいもの作柄、バスの車窓に見えた農産物(牛の飼料になるデントコーン、大豆など)について説明を受けました。特に大牧農場の広さは東京ドーム5個分と聞いてみな、驚いていました。

 じゃがいもの収穫体験後は、バーベキューで夕食交流会をしました。生産者の方と話しながら、新じゃがいもにバターをたっぷりと塗って食べたり、野菜やお肉や魚介類がふんだんに出されて「食の大地」を実感しました。夕食後は、生産者と一緒にキャンプファイヤーをして、歌や、フォークダンスを楽しみました。都会では火をおこす機会もないので、貴重な体験となりました。


■北海道の自然を満喫

とうもろこしの収穫体験

 翌午前中は、よつ葉乳業十勝主管工場を見学し、牛乳が集荷されてから製品になるまでを学びました。 また、ちょうど人参の収穫作業を見る機会があり、畝の間を大きな機械が走り回って収穫するさまは圧巻でした。人参の茎を浮かせてすっぽり抜き取り、葉と人参だけその場で切り分けてしまい、残った葉はそのまま緑肥としてすきこむのだそうです。

 この後、とうもろこし畑でお昼ご飯用に、自分の食べる分だけを取らせてもらい、マルハ(株)さんが用意してくれたお肉でハンバーグを作り、手作りハンバーガーとテールスープと茹でとうもろこしで屋外ランチとなりました。

 午後からは然別湖で、ネイチャーガイドの案内で森を散歩したり、カヌーに乗ったりと自然を楽しみました。夜には、満天の星空を観察しました。ペルセウス流星群の現れる時期でもあり、流れ星も見えました。キツネにも遭遇し、子供たちは歓声をあげていました。地球環境の話や生態系の話はとてもためになりました。


■広大な大地で農業体験と交流

 最終日はJAおとふけの青果センターで人参が畑から届いてから箱詰めされるまでを見ました。人参は温度が高いと傷むので、届いたらすぐオゾン水で洗って殺菌し、選別、箱詰めまで、40分しか時間をかけないそうです。

 参加者からは「人参への愛情と、それを商品にする努力を感じた」「生産者の人柄も、畑も何もかも大きくてとても感動しました。十勝の良さがたくさんの人に伝わることを願っています」などの感想がありました。

【資料】


パルシステム十勝圏交流協議会の参加団体について

2001年、十勝圏の生産者と首都圏の消費者の交流をテーマに「パルシステム十勝圏交流協議会」が発足しました。食と農を結び、環境保全型・資源循環型社会の構築をめざし、グリーンツーリズム(都市と農村の交流)を発展させるために、産地交流企画などを実施しています。 協議会には、パルシステムの産直産地、JAおとふけ(*1)、大牧農場(*2)、乳業メーカーのよつ葉乳業(*3)、牛肉加工メーカーマルハ(株)(*4)と音更(おとふけ)町(*5)が参加しています。


(*1)JAおとふけ(主な生産物:アスパラ、人参、玉ねぎ、長いも)
「わたしたちは北国の四季を収穫します」。この言葉が、おとふけ農協の原点です。十勝平野の中央部に位置し、日本有数の穀倉地帯を担っています。大豆と小豆の生産量はともに日本一です。

(*2)大牧農場(主な生産物:じゃがいも(男爵、北海こがね、メークィン、とうや)・大豆)
大型の堆肥センター(約1,000坪)を備えて広大な土地を耕作しながら、堆肥を投入できる体制にし、堆肥と緑肥からなる土づくりを中心に有機肥料へのこだわりと自前の土壌分析によりミネラル分を自家配合しこだわりをもって栽培しています。寒暖の差が激しい夏の気候により穀物や根菜類に栄養分が高く蓄えられます。

(*3)よつ葉乳業(主な生産物:バター、カマンベールチーズ、チーズフォンデュ)
1967年より良い牛乳・乳製品を消費者のみなさまに届けたいという願いのもと十勝管内の8つの農協を中心に酪農民自らの手によって創立された乳業メーカーです。

(*4)マルハ(株)畜産事業部 牛肉加工品
マルハ株式会社は水産業界の老舗メーカーです。その畜産部門が北海道で、広大な牧場から出荷された肉牛を処理加工しています。パルシステムの産直牛「榎本牧場」、九州では「薄一郎牛」を取り扱っています。酪農家とともに環境に合った肉牛生産をめざしています。

(*5)音更町
総面積の約53%を農用地で占め、放牧地を除いた耕作面積は約22,000haで、ほぼ平坦で広大な地形となっています。農業作目は畑作生産を中心として、酪農、肉用牛、野菜などの生産が行われ、なかでも小麦、甜菜(てんさい)の生産量は日本一を誇っています。
近代農業の発展をめざし、大型農業機械やコンピューターなどの導入、土地基盤整備などにより、畑作・畜産ともにその経営規模は大きく、日本有数の穀倉地帯としての役割を果たしています。





このページの上へ戻る