【資料】
パルシステム十勝圏交流協議会の参加団体について
2001年、十勝圏の生産者と首都圏の消費者の交流をテーマに「パルシステム十勝圏交流協議会」が発足しました。食と農を結び、環境保全型・資源循環型社会の構築をめざし、グリーンツーリズム(都市と農村の交流)を発展させるために、産地交流企画などを実施しています。
協議会には、パルシステムの産直産地、JAおとふけ(*1)、大牧農場(*2)、乳業メーカーのよつ葉乳業(*3)、牛肉加工メーカーマルハ(株)(*4)と音更(おとふけ)町(*5)が参加しています。
(*1)JAおとふけ(主な生産物:アスパラ、人参、玉ねぎ、長いも)
「わたしたちは北国の四季を収穫します」。この言葉が、おとふけ農協の原点です。十勝平野の中央部に位置し、日本有数の穀倉地帯を担っています。大豆と小豆の生産量はともに日本一です。
(*2)大牧農場(主な生産物:じゃがいも(男爵、北海こがね、メークィン、とうや)・大豆)
大型の堆肥センター(約1,000坪)を備えて広大な土地を耕作しながら、堆肥を投入できる体制にし、堆肥と緑肥からなる土づくりを中心に有機肥料へのこだわりと自前の土壌分析によりミネラル分を自家配合しこだわりをもって栽培しています。寒暖の差が激しい夏の気候により穀物や根菜類に栄養分が高く蓄えられます。
(*3)よつ葉乳業(主な生産物:バター、カマンベールチーズ、チーズフォンデュ)
1967年より良い牛乳・乳製品を消費者のみなさまに届けたいという願いのもと十勝管内の8つの農協を中心に酪農民自らの手によって創立された乳業メーカーです。
(*4)マルハ(株)畜産事業部 牛肉加工品
マルハ株式会社は水産業界の老舗メーカーです。その畜産部門が北海道で、広大な牧場から出荷された肉牛を処理加工しています。パルシステムの産直牛「榎本牧場」、九州では「薄一郎牛」を取り扱っています。酪農家とともに環境に合った肉牛生産をめざしています。
(*5)音更町
総面積の約53%を農用地で占め、放牧地を除いた耕作面積は約22,000haで、ほぼ平坦で広大な地形となっています。農業作目は畑作生産を中心として、酪農、肉用牛、野菜などの生産が行われ、なかでも小麦、甜菜(てんさい)の生産量は日本一を誇っています。
近代農業の発展をめざし、大型農業機械やコンピューターなどの導入、土地基盤整備などにより、畑作・畜産ともにその経営規模は大きく、日本有数の穀倉地帯としての役割を果たしています。
|