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掲載日:2007年7月26日

「大潟村産地会議公開確認会」を開催しました
7月19・20日、パルシステムのお米の産地である「大潟村産地会議」(秋田県南秋田郡)で、公開確認会を開催しました。生産者や組合員約140名が集まり、産地の米の生産・管理状況等の確認を通して、生産者・消費者の交流を深めました。

産地を代表してあいさつする
花咲農園の戸澤代表

2007年度最初の公開確認会「大潟村産地会議公開確認会」が7月19日20日の両日、秋田県南秋田郡大潟村のJA大潟村JA会館にて生産者、組合員合わせて約140名の参加者を集めて行われました。「大潟村産地会議」は2001年度にも公開確認会を開催しており、産地としては今回2回目の公開確認会となりました。

 19日の初日の産地からのプレゼンテーションでは、大潟村産地会議を構成する「花咲農園」「オーリア21」の2つの産地からの報告、現地で取り組まれた田んぼの生き物調査の報告、コープやまなしとの15年にわたる交流の報告、両産地も積極的に取り組んでいる八郎湖との共生の取り組み、また過疎が進む産地周辺の状況等、産地の農産物の栽培の状況の確認だけでなく、多角度からの産地の報告がなされ、産地が置かれている状況が多面的に理解できる内容となりました。

 特に、両産地が八郎湖を干拓してできた場所で農業に取り組んでいるという特殊性から、特に環境との共生・共存を意識した農業に取り組むその産地の思いが、参加者によく伝わってきました。

 翌日の20日は、あいにくの雨の中の現場視察となりましたが、花咲農園とオーリア21の有機栽培ほ場、カントリーエレベーター(お米の乾燥・調製・貯蔵施設)などを視察しました。視察した花咲農園、今野久一さんの田んぼでは、6月21、22日(木・金)に生きもの調査を実施しました。そのほ場で、あらためて栽培についてうかがい、生きものと農法の関連性について思いをはせることができました。また、有機肥料の製造現場なども視察し、前日の報告だけではわからない現場の様子・雰囲気を感じる事ができました。

 当日参加したパルシステムの他の米産地の生産者からは「大型のほ場でどれだけ苦労して有機をやっているかを目の当たりにした」、「我々もがんばって消費者との交流を、お互いに話をしてじっくり進めて行きたい」などのコメントとともに、除草にかかる人件費などについて、具体的な質問がありました。また監査人からは、「若い生産者も育っていて、意欲的な話を聞けた」、「きちんと記録も取られている」「産地としての今後のビジョンをもっと明確に」等の意見が出されました。

 また今回は、両産地のお米を利用して加工品(焼きおにぎり/ライスバーガー等)を生産してくださるメーカーさんの参加、また、タイのバナナ生産者5名の参加という公開確認会の広がりも見られました。

 生産者および関係者のみなさんの熱心な説明を受けて日ごろの努力をあらためて実感し、また消費者と生産者の両者で栽培内容を確認することができ、産直の絆を深める2日間となりました。


会場の模様

雨の中での現地監査


産地のお米を保管・管理する
カントリーエレベーターも見学

タイのバナナ生産者も産地の
管理記録に興味深々




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