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掲載日:2007年6月7日

地域での「食・農」コミュニティ事業 実践事例報告
セカンドリーグ・シンポジウムを開催しました
パルシステムは、6月1日(金)東京都千代田区の飯田橋セントラルプラザにて、セカンドリーグ・シンポジウムを開催しました。地域での「食・農」コミュニティ事業の実践事例報告、質疑応答が活発に行われました。また7月には「食・農」コミュニティ事業の実践を広げていくことを目的に、モデル事業公募を行います。

会場の模様の画像 パルシステム連合会は、6月1日(金)、飯田橋セントラルプラザにて「食・農 コミュニティ事業モデル 公募キックオフ 実践事例報告会・交流会」と題し、シンポジウムを開催しました。122名の参加者が集まりました。

 パルシステムは、第2の人生を地域で活動したい、起業したいと考える人を応援するため「セカンドステージ事業」の取り組みを進めています。昨年10月には、地域の活動・事業にかかわる人たちの協働のコミュニティ組織「セカンドリーグ」設立に向けて、セカンドリーグ準備室をスタートしました。

■シンポジウム開催の意義と目的

 昨今、生活習慣病や自給率の低下等「食」と「農」に関する状況は深刻化する一方です。セカンドリーグでは食べ物の生産から消費を結ぶ生命循環の理解を広め、「食・農」に関わる活動・事業を支援することが急務と考え、今年度、新たに、「食・農」をテーマとした地域の事業(コミュニティビジネス)のモデル事業公募を開始いたします。

 今回、モデル事業の公募を前に、「食・農」をテーマに地域で実践されている事例報告を通して、ともに考え実践を広げていくことを目的にシンポジウムを開催しました。

 冒頭、パルシステム連合会若森資朗理事長より「2020年には高齢者の数が3500万人になると言われており、皆が末永く健康に働ける社会を作る事が課題。そのことに生協がどのように関与していくかが重要と考えている。それがパルシステムの“個人対応型くらし課題解決事業”である」とのあいさつがありました。

 また後援者の広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会を代表して、幹事堀池喜一郎氏よりあいさつをいただきました。

パルシステム連合会の山本伸司常務執行役員からは、公募の意義について「食・農はパルシステムの中心課題であり関心も高くコミュニティを豊かにする芯となる。モデル公募によってこの考えを共有し広めていきたい」との説明がありました。

■「食・農」コミュニティ事業の実践事例報告

 事例報告では、NPO法人高齢社会の食と職を考えるチャンプルーの会代表の紀平容子氏より商店街の一角でみんなの居場所づくりをめざす「レストラン サラ」の取組みについて、NPO法人小田原食とみどりの谷知美和子氏からは遊休地を活用した農業特区での、小田原市と連携した食農実践「はたけの学校」「ハーブの学校」の活動、NPO法人みんなの食育の金子朝江氏からは「食育を軸に商店街活性化へ、『食育ステーションin大井町』」と題した報告、NPO法人食生活カウンセラーの会、木村倫代氏からは「日本の朝ごはん計画〜地域の食育コミュニティビジネスで活躍する栄養士」というテーマで、事例が紹介されました。

 コメンテーターの澤登信子氏(ソーシャルマーケティングプロデューサー)からは、各氏に対して具体的なアドバイスと「コミュニティビジネスは地域に根ざした非常に質の高い関係性のビジネス。今後の広がりに期待したい」とのお話がありました。最後に報告者との意見交換、交流会では、参加者から多数の質問があり地域での食・農ビジネスへの関心の高まりと意識の高さがうかがえました。


【資料】

■セカンドリーグ準備室の主な事業内容

1. 媒体(カタログ&WEB)事業

1) 会員会報誌「のんびる」の発行(315円/月刊)
2) セカンドリーグWEB運営
2. 起業・経営支援事業

1) 実践起業塾開催。修了生の情報交換と個別相談会、視察など実践研修会
2) 経営支援の専門講座(IT、会計学等)の開催
3) くらし課題解決の地域コミュニティ事業の創出支援
3. セカンドリーグ会員組織設立。会員の相互交流・協働事業の推進(セカンドリーグの運営)

■詳しくはこちらをご覧ください
パルシステム セカンドリーグ
セカンドリーグの情報誌「のんびる」についてはこちら



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