
「産地へ行こう。千倉・富津 潮干狩りと千葉の郷土料理ツアー」を開催しました |
今年度初めての産地交流ツアーを、2007年4月7日(土)〜8日(日)、千葉県で開催しました。生協組合員とその家族39人が参加してパルシステムの水産物の産地「房州ちくら漁協」などを訪れ、生産者と交流を深めました。 |

パルシステム連合会は、「産地へ行こう。」ツアーを開催し、命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員の交流を深めています。2007年度は15のツアーを予定しています。
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「産地へ行こう。千倉・富津 潮干狩りと千葉の郷土料理ツアー」 |

パルシステムの組合員とその家族39人が参加しました。パルシステムの水産物の産地「房州ちくら漁協」を訪れ、稚魚の放流や養殖に力を入れている「畜養所」を見学しました。
初日、まず安房博物館を訪れました。国指定重要有形民族文化財となっている、大漁を祝う宴会で配られた祝い着「万祝(まいわい)」の展示を見学しました。大人たちが見学している間、子どもたちはかわいい貝細工作りを楽しみました。
次にパルシステムの水産物の産地、房州ちくら漁協の畜養所を訪れました。そこでは鮑の稚貝やイセエビを育てています。小さな小さな鮑がびっしりとついている様子を、参加者はみな興味津々に見学しました。
その後、漁村センターで房州ちくら漁協女性部のみなさんに「祭りすし」を教えてもらいました。卵でまいた太巻きを切ると現れるパンダや花模様に歓声があがっていました。自宅でも作ってみようという人もいて、女性部の方に熱心に教わっていました。
夜はその方たちも交えた漁協の方たちと交流をし、またその話で盛り上がりました。漁師さんの普段の話や日ごろ聞けない話を聞いて、お互いに理解を深めることができました。
翌日、漁港へ向かうと、遠く沖合から定置網にかかった魚を満載した船がもどり、運よく水揚げ風景を見学することができました。大漁の「背黒いわし」がぴちぴちとはね、ヒラメ、鯛、鯖、ブリなども網に入っていて圧巻でした。とぼけた顔のマンボウも4尾水揚げされていて本物はやはり感動でした。
午後はいよいよお楽しみの潮干狩りです。潮が引き始めるといっせいに飛び出し、風もなくうららかな日差しの中で子どもはもちろん、おとなも童心に返って潮干狩りを楽しみました。
最後のお昼には千葉県漁連のみなさんの心づくしのアサリの味噌汁をいただき、海づくしの2日間でした。
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