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「容器包装リサイクル法改正全国ネットワーク」がスタート 目次に戻る

 首都圏コープ事業連合が参加している「容器包装リサイクル法の改正を求める全国ネットワーク・設立呼びかけ人会」は、10月4日(土)、東京港区の明治学院大学 白金キャンパスにおいて「容器包装リサイクル法改正全国ネットワーク設立集会」を開催し、「容器包装リサイクル法の改正を求める全国ネットワーク」を設立しました。

 設立集会は、「容器包装リサイクル法の問題点と拡大生産者責任」をテーマに、明治学院大学教授 熊本一規さんが講演しました。現在の法律には、リサイクルの収集費用を自治体が負担していることに問題があり、これでは生産者も消費者もごみに対する意識が高まらず、生産費は安く処理費が高い製品が売れるという状況にあります。野放しに生産が行われ、そのツケは税金として消費者に押し付けられています。この現状を変えるために拡大生産者責任(EPR)を徹底し、ごみ処理費を商品の値段に組み込んで販売し、生産者が負担することを通じて消費者も負担するしくみを作ることが大切だとお話されました。

 また、漫画家の赤星たみこさんは、「ごみゼロ社会のために、今、わたしにできること」と題して講演しました。レジ袋を持ち歩き、不要なものはもらわないなど、赤星さんが日ごろ実践している、ごみを減らすための方法を具体的にわかりやすくお話いただきました。関心のない人に運動を広めていくことは難しいことですが、具体的にできる「簡単」「便利」「おしゃれ」な方法を伝えて、まずは自分が楽しみましょうとのお話に、参加者は笑ったり頷いたりしながら聞き入っていました。

 集会では、全国ネットワークに参加している団体のうち12団体が、改正運動への熱い思いをアピールしたなか、首都圏コープグループからも7人が登壇、生活協同組合エルの理事 相馬由紀子さんは「組合員12万人一丸となって取り組みます。生活クラブ・千葉といっしょに県内で運動を広げていきます」と力づよくアピールしました。この他、Rびんプロジェクトによる紙芝居「りさとりた」とコントなどを通して、リユース・リサイクルの違いなどを学びました。

 「容器包装リサイクル法の改正を求める全国ネットワーク」では、3R(リデュース・リュース・リサイクル)優先の循環型社会を実現するため、拡大生産者責任を基本にして、容器包装リサイクル法を改正することを目的に、2003年10月から2005年3月まで、署名運動に取り組みます。市区町村議会と国会に向けた請願署名を集め、地方自治体への要請と国会への請願を行って行きます。このネットワークは、目的に賛同して参加した団体、個人で構成され、どなたでも参加できます。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

集会アピールはこちら >>

■お申し込み・お問い合わせ先
容器包装リサイクル法の改正を求める全国ネットワーク呼びかけ人会(事務局:市民立法機構 内)
電話:03−3234−3844 FAX:03−3263−9463
E-mail: reuse@citizens-i.org URL:http://www.citizens-i.org/gomi0/

講演会の様子
みなさん熱心に聞き入っていました
首都圏コープグループの7生協の代表者も壇上に上がり、運動への取り組みをアピールしました
Rびんプロジェクトの皆さんによる紙芝居「りさとりた」
リサイクルとリターナブルの違いがよくわかりました
集会の最後に、集会アピールを確認し、改正に向けていっしょに取り組む決意を表明しました
受付の模様