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商品総点検に関する調査報告（第2号） 2003年6月23日 生活協同組合連合会 首都圏コープ事業連合 　第1号（当会2003年4月21日お知らせ）でもお知らせしましたように、生協では現在、誠実で正確な業務遂行の徹底をめざし、2003年度方針の第一に掲げた「食の安全の取り組み」に沿って、取り扱い商品の総点検を最優先で行っております。 　総点検は2001年4月以降の商品案内で、より詳しく商品特徴の説明を行っている9万点近い商品を、商品仕様書（商品原料の詳細な情報、例えば産地情報等）と一致しているかを点検しました。その結果についてパルシステムをご利用の組合員の皆様に、以下のとおりご報告申し上げます。 　ご報告の中で新たにいくつかの不適切な、ないし誤った表現が判明しましたことを、改めてお詫び申し上げます。 1．表示について この点検で、一部の商品に「商品案内で誤った表記をした商品」があったことが判明しました。１回から数回の誤表記でしたが、「野菜のゆば巻き」は長期にわたり、国産の鶏肉と輸入の野菜（にんじん・ごぼう・さやいんげん）を使用していたにも拘らず、国産野菜使用と誤ったご案内をしておりました。ここに長期にわたる誤表記につきましてお詫びし、商品代金の一部を返金いたします。 ＜対応＞ （1）対象商品 「野菜のゆば巻き」3個（240g） （2）対象期間 2001年4月1回〜2002年12月5回の間に企画した８企画 （3）対応内容 供給価格（480円）の、25％＝120円返金します。 （4）返金の実施日 7月7日引き落とし日（6月分請求） ＊尚、何らかの理由で返金処理がされている場合は、今回返金の金額からすでに返金した額を差し引いた残額を返金させていただきます。 2．添加物について （1） 食品衛生法では許可された食品添加物ですが、生協の自主基準では不必要とした『食品添加物』が使用されていた商品については、既にお知らせしたドライミルクの他に20品目があったことが判明しました。お詫び申し上げるとともに、直ちに取り扱いを休止しました。 （2） 「健康補助食品・サプリメント」は商品の特殊性から、同じ物質が食品として使用される場合と、添加物として使用される場合があります。5月の健康作りサポート誌の配付を一旦休止し、点検を実施しました。点検の結果、『食品添加物』として使用され、生協の自主基準では不必要とした『食品添加物』が使用された商品が、20品目あることが判明しました。6月より生協の自主基準に合致した商品で、健康作りサポート誌の配布を再開致しました。 3．改善の取り組み （1） 商品案内でのコメントは全ての商品について、仕様書との一致を再確認し、正確な商品情報を掲載します。 （2） 生協の「食品添加物自主基準」の運用は、従来、人手により点検していましたが、昨年10月より「自動チェックシステム」での運用を開始しました。 （3） 組合員の皆様に正確な情報を提供することと、自主基準を確実に運用しなければならない大切さについて、認識を深める職員教育を、より一層重点課題としてすすめていきます。 （4） 商品案内の表示は、6月企画より外部の校閲専門家と提携し、消費者視点でのチェックを行い、改善をすすめていきます。 以上、ご報告申し上げますと共に、改めてお詫び申し上げます。何とぞご理解の程、お願い申し上げます。