誰もがくらしやすい
地域をつくる
人口減少や高齢化、人手不足や貧困など、福祉のニーズも多様化する時代に。パルシステムは、誰もが安心して生活するための取り組みを行っています。
パルシステムは共生の社会をめざし、介護福祉や居場所づくりなどを展開。子育てや支援などのたすけあい活動にも力をいれ、地域の人々がともに支え合う取り組みを推進しています。
これらは、近年各自治体が進める福祉施策「地域包括ケアシステム」の構築の一助としても、期待がもたれています。
おもに高齢者や障がい者を対象とした、医療や福祉を含む地域ケアの仕組みをいいます。同じ地域でくらす人々が、行政だけにとどまらず、ともに支え合いながら自立した生活を送ることを目標としています。
誰も取り残すことのない、インフォーマルサービスの充実を広げています。高齢者や子育ての支援活動には組合員も参加。活動する組合員にとっても、活躍する場として役立っています。
パルシステムでは、各事業の連携に加え、介護職員初任者研修(旧2級ヘルパー養成講座)などの人材育成にも尽力。介護と保育の枠を越えた、高齢者と子どもたちの交流も地域の明るさにつながっています。また、介護の利用者と家族が最期まで当たり前にくらすための「生協10の基本ケア」も導入しています。
パルシステムでは、地域の特性やニーズに合わせ、特色のある支援やサービスを提供しています。
パルシステムは、60歳以上を対象に、お届け時の安否を親族に知らせる「見守り安心サービス」も行っています。現在は1,200人を超える組合員が登録。転倒の発見やたまった郵便物など、異変を察知した場合は速やかに行政と連携して対応します。
Data
現在の日本の高齢化率は上がる一方で、2070年には4人に1人が75歳以上になると予想されています。老老介護や単身の高齢者も増加し、医療や福祉が不足する問題も危惧されています。
地域全体での互助は、世代を超えた課題として捉えていくことが重要です。
Topic
地域の支援を受けたくても、情報の取得や施設までの移動など、ハードルの高さを感じる場合があります。
電話やLINEなど、時間や場所にとらわれないサポートも必要なサービスです。パルシステムの「くらし相談ダイヤル」では、消費者アドバイザーなどの専門家が、子育ての悩みからくらしの困りごと、親の認知症、親族の借金まで、どんな内容にも耳を傾けます。