国内で飼料まで自給する
家畜の飼料のほとんどを輸入に依存する日本は、肉も卵も自給率がとても低いのが実態です。パルシステムは各地の産地と提携し、飼料用米をはじめとした自給飼料の活用を推進しています。
家畜の飼料として多く使われるのが、とうもろこしや大豆などの穀物。日本はそのほとんどを輸入に頼っており、食料自給率を押し下げる要因になっています。近年は飼料の価格が高騰し、生産者の経営も苦しくなっています。
肉や卵の自給率は、飼料も含めて考えると極端に低くなります。表示は「国産」でも、「飼料まで国産」とはいえないのです。気候危機を抑制し、食料を安定供給するためにも、国産飼料への切り替えが求められています。
できるだけ飼料の輸入に頼らず、国内で自給できる畜産をめざす。それが、パルシステムの思い描く「日本型畜産」です。地域の農家が連携して飼料自給や資源循環に取り組むことで、サステナブルな畜産への転換を進めています。
国産飼料
100%[1]
国産飼料用米
40%[2]
国産飼料
90%以上
国産飼料や資源循環の取り組みは、さまざまな商品でチャレンジしています。産地はもちろん、地域との連携なくして実現できない取り組みです。