Q

#3秒アンケート

あなたの
防災備蓄を
評価すると?

A

#3秒アンケート

あなたの防災備蓄を評価すると?

仙人
凡人
ひよっこ

check it out!

防災備蓄の
コツはこれじゃ

買って終わり..じゃない!

置き場を作る

まずはスペース作りだと思います。ストックを買ってきても置いておく場所がないと結局邪魔な気分になってしまうので。

引き出しケースに収納し、ふだんから頻繁に使うもの(たとえばツナ缶など)もいっしょに入れて見る回数を増やす。思いっきりまとめ買いをしてその後自分にあった数量に調節していきました。

備蓄場所から取り出せない状況になることも考えられるので貯蔵場所は分散させ、一部は家の外の小さな物置に入れてあります。

クローゼットに収納しているが、段ボールの見えるところに油性マジックで賞味期限を記載して、いつ見てもいつ期限が到来するか分かるようになっている。賞味期限が近付いたら早めに食べて、新しいものを追加。

もしもの時こそおいしいもの

非常食に
限定しない

長期保存品ではなく、「ふだんでも使うもののなかで賞味期間が長いもの」をストックしているので、期限切れが近づいたときに「慣れない味をがんばって食べる」必要もなく快適です。

非常時に何を言っているんだ! と怒られるかもしれませんが、非常時だからこそ、ふだん食べているものに近いものが食べたい。なので、カップ麺、粉末スープ、フリーズドライパスタなどをそろえ、在庫が減ったら買い足す……を繰り返しています。

ドライパックのごぼう、ひじき、豆類など。パックの上からモミモミしてやわらかくできるし、味付けされていない食材なのでレトルト食品や缶詰などと合わせて使用できる。加熱しなくてもOKだし、パックが器代わりにもなります。

すべてをローリングストックにすると意外と確認の頻度が増えて負担と感じるので、うちは1年に1回入れ替える段ボール(パルシステム3日分の買い置きセット)と、ふだん使いの引き出し(ローリングストック)と分けている。

memo

ローリングストックとは

日ごろから利用しているものを少し多めに備えて、常に最小限の量を保ちながら、日常のなかで消費していくこと。

待っているだけじゃ始まらない

備えや点検の
機会を作る

試しに買って食べてみるといい。自宅近隣の学校などで避難所運営のイベントがあったら参加してみると、アルファ米の試食などもしています。思った以上に食べやすいものが出ていますよ。

9月の防災の日に入れ替えをしています。この時期はいろんなところで防災の特集をやっているので思わぬ見つけものをします。よいと思ったものは買い足すようにしています。

これまでの大災害の経験者の方々がどう備えているか、インターネットなどで見ることができるので、そういったものを見てみると危機感が出てきます。やはり「わがごと」と捉えることが大切だと思います。

9月1日は防災食を食べるようにしています。あとは防災用とあまり意識せずふだんの生活に取り込むのがよいかもしれません。

わが家のマスト備蓄品

番外編

レトルト食品系が一番使い勝手がよいです。大豆ドライパックとミートソースのレトルトはそのまま食べられます。水以外の飲み物では、ドリンクゼリーなどが常温保存できます。豆乳はグラノーラとセットで置いています。子供はシリアルバーがお気に入り。

人間のものはペーパー類のみなんとなく備蓄している程度。猫のものは糖尿病の猫がいるのでフードと猫砂、衛生用品をストックをしている。猫砂は人間の簡易トイレにも使えると思うので毎月必ずまとめ買い。

子どもの食事は、スプーンが入っているベビーフードを置いてあり、お出かけのときにも使用し、買い足すようにしている。離乳が完了したら、温めなくても食べられるレトルトカレーなどを置いておくことを検討中。

湯せんOKのポリ袋。ただ、カセットコンロを使用したポリ袋調理は練習が必要ですね。

編集後記

参考になるコツはあったでしょうか?パルシステム利用者約900名に「あなたの防災備蓄に点数を付けると何点?」と事前アンケートをとったところ、平均は49点。何からすればいいのやら……という声が多くありました。今回の企画で一歩目が踏み出せていない方の背中を、ドンと押せたらうれしいです。ちなみにわたしのマスト備蓄は「ラップ」。皿に付ければ汚さずに何度も使えて、水の節約になるとか。身近なものが役立つと知れば、どこか気楽に備えられる気がしませんか?

OMAKE