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2005年食育月間
> パルシステム本物主義(4)手作りみそ
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「そろそろ開けていいでしょ?」。「まだまだ、もう少し待とうね」。
カレンダーとにらめっこ。そんなやりとりを何度か繰り返し、やっと今日になった。
恐る恐るかめの中をのぞき込むと、ぷ〜んと漂う、あのいい香り。
「みそ」なんて、買ってくるもの……って思っていたけど、
今は「手前みそ」って言葉にまで、しみじみきたりして。
子どもといっしょに、まるで遊びみたいだったのに、
こんなりっぱな「食べ物」になっちゃうんだから、すごいよ、発酵の力って。
「ねぇ、食べてみよ!」
最近、自分らしくゆっくり暮らすことの大切さが見直されはじめています。早く早くと突き進んできた世の中のひずみやゆがみに、みんなが気づき始めた兆しでしょうか。私たちは何かを「待つ」とか「ゆっくりする」とかが苦手になってきているのかもしれませんね。
パルシステムが「みそを手作りしませんか?」と呼びかけ続けて、早や20年。少しずつですが、毎年参加者が増えています。決してラクではない、おまけにでき上がるまで何カ月も待たなくてはいけないみそ作り。なのに挑戦しようと思うのはなぜ?
その答えを見つけるために、今年はあなたも体験してみませんか?
昨年、「手作りみそ」に初挑戦した東さん親子。
「材料を注文して届くまで、レシピを何回も読み返し、ワクワクドキドキ。大豆をつぷすのに時間がかかったけれど、娘とみそボールを作ってかめに押し込めるときなどはとても楽しみながらできました。うまくできるか、3カ月後、6カ月後が楽しみでカレンダーにチェックしていました」
神奈川ゆめコープ・東裕子(あずまゆうこ)さん、
大輝(だいき)くん、優奈(ゆな)ちゃんと
(カタログ・マイキッチン2005年1月4回より)
手作りみその作り方(わが家の味を手作りしよう!)