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1月はパルシステムの食育月間 食育の取り組み 2005年パルシステムの本物主義「おいしい」「うれしい」が、明日を動かす!
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2005年パルシステム本物主義(1)米
お米ってすごい! ごはんさえ食べてりゃ、元気!しあわせ!
「好き嫌いが多くて」「せっかく作っても、あまり食べてくれない」……子どもの食に悩むお母さんは多いよう。
でも、「とりあえずごはん好きに育っていれば、お子さん、大丈夫ですよ」。
京都大学で食品化学を研究している伏木亨(ふしきとおる)教授は、心強いメッセージを送ります。
地球のため、環境のため、それも大事だけれど、まずは、自分や家族がもっと心地よくなることを考えたい。
そのための一歩として、2005年もパルシステムは、「ごはんのある食卓」を大切にしていきます。

「おかずをしっかり食べてね」が口ぐせになっていませんか?

長く日本人が主食としてきた米。その成分や性質を見直してみると、改めて米の偉大さに驚くばかりです。米は炭水化物だけでなく、たんぱく質やミネラル、食物繊維など生きるのに必要な栄養素をバランスよく含有。今のように食べ物が豊富でなかった時代から、日本人にとって米はエネルギー源であると同時に、貴重なたんぱく源、ミネラル源でもあったのです。
ところが、戦後、経済が急成長すると同時に、食生活が欧米化。それまで一日の総摂取カロリーの半分を占めていた米の割合が約30%にまで減り、その分、肉や油脂分が増えました。
「ごはんは残しても、おかずは全部食べてね」――そう言われて育った方、また、自分自身、子どもにそう声をかけている方も少なくないのでは?

あれこれ悩む前に、「食卓にごはん」。
伏木教授は「食事がおかず中心になり、主食であるごはんの地位が低下したことはとても残念」と強調します。
ともあれ、基本的に子どもたちは元々ごはんが大好き。子どもは生き物としての本能から、エネルギー源であるごはんを「自分に必要なもの」と知っているという説もあります。
「幼い頃からごはん(米)とだし(=汁物)を中心にした食事に親しんでいれば、あとは成長に応じてその子なりに食べるようになりますよ」(伏木教授)。
栄養やらバランスやらあれこれ考える前に、食卓にまずはあたたかいごはん。ほかほかのごはんには、心やからだをほっとさせ、元気にさせる力があります。

(奈良崎真人くん(小1)・東京マイコープ)

(カタログ・マイキッチン2005年1月1回より)
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