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産地かあちゃん通信 産地を支える“かあちゃん”からのメッセージをお届け!おすすめのレシピなどくらしに役立つ情報も!!
伊藤雪枝さん
第16回
天童の果実のようにたくましくやさしい

10名の会員からなる天童果実同志会。20代の後継者も3名加わり、個性あふれるメンバーで、安全・安心でおいしい果物づくりに和気あいあいと取り組んでいます。山形盆地中央部に位置し、夏は日本最高温度を記録するような高温地。昼夜の温度差があり、糖度の高い果物ができます。

伊藤雪枝さん(天童果実同志会)
唯一の女性メンバーかつ女性部部長。ラ・フランス、りんご、さくらんぼを作っています。ご両親から引き継いで26年、雪枝さん主体で作業をしていましたが、仕事を定年退職されたご主人と、次男の洋平さんが今年から加わり、2人の「農業1年生」の先生として活躍中。

〜産地の食べ方教えます!〜
雪枝かあちゃんのレシピ

芋煮
「果物はそのまま食べるのが一番」ということで、今回は郷土料理をご紹介します!
 
材料 里芋600g、牛肉〈薄切り〉400g、平こんにゃく1枚、ねぎ2本、ごぼう1本、しょうゆ・酒(各大さじ8)、砂糖(大さじ2)
作り方
1. 里芋、こんにゃくはひと口大、ねぎは斜めに、牛肉は4〜5cmの長さに切る。ごぼうは笹がきにし、あくを抜く。
2. 里芋、こんにゃく、ごぼうを入れ、かぶるくらいの水と調味料の半分を入れて火にかける。
3. 里芋に6分通り火が通ったら、牛肉と残りの調味料を入れ、あくを取りながら煮る。
4. 里芋が充分にやわらかくなったら、味を調えてねぎを加える。

山形県の秋の風物詩は、煙をたなびかせながら河原で芋煮。
きのこや、残った汁にうどんを入れたりして楽しんでいます。


農業のバトンを息子へ託す
▲さくらんぼ畑。自宅裏にて
自宅裏はさくらんぼのほ場。「4月になると、梅、りんご、さくらんぼ、桃といっぺんに花が咲いて、白、薄ピンク、ピンクと桃源郷のよう」になるそうです。そんな環境で育った雪枝さんが、農業を本格的に始めたのは次男の洋平さんを出産してから。「両親を手伝ってましたけど、おもしろいと思わなかった。32歳で自分が主体となり、初めて、花が咲いて、実がなり、日に日に大きくなって、色がついてくる様子を楽しいと思いました。自分で好きなようにできるのが農業のおもしろさ」。洋平さんも26歳。今年、就農しました。「一言も“しろ”とは言ってないんですけど、大学3年生の時、“農業やっていいか?おかあさん”って。『花咲いたよ。実がなったよ』とたびたび声はかけてきたんですが」。今の悩みは、農業のバトンを洋平さんがどうスムーズに受けてくれるかということ。「私が両親からスムーズに受け継げたように、今の情勢でどうしたらそうできるか考えています。でも、まだまだこれからですね」。


 
2005年7月に、天童果実同志会にて公開確認会をおこないました。
詳しくはパルシステムニュース(2005年7月25日)をご覧ください。

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