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掲載日:2005年7月25日

天童果実同志会 公開確認会を開催しました
7月21・22日、パルシステムの果物の産地、天童果実同志会(山形県)にて、公開確認会を開催しました。首都圏の消費者である生協組合員24名が山形を訪れ、生産者と消費者がいっしょに栽培や生産履歴について確認しました。

ラ・フランスの園地視察の模様の画像 首都圏コープ事業連合では、食の安全の確保と、環境保全型農業の推進に向け、生協組合員が文字通り安心できる農産物づくりをすすめるものとして、産地での栽培や生産履歴を生協組合員と生産者がいっしょになって、公開の場で確認しあう「公開確認会」を1999年より全国の産直産地ですすめてまいりました。今回の公開確認会は通産で58産地目となりました。

 7月21・22日の2日間、パルシステムの果物の産地、天童果実同志会(山形県天童市)に関係者110名が集まりました。天童果実同志会の滝口代表より、4月の総会で会の名称を、「天童道満果実同志会」から「天童果実同志会」に変更したこと、また公開確認会に向け、同会の若手生産者や、パルシステムの他の生産者からのアドバイスが大きな力となったことが紹介されました。また遠藤天童市長より「“食は命なり、環境は命なり”です。天童果実同志会はその先導的な役割を果たしてこられ、敬意を表したい」というご挨拶をいただきました。

 1日目は、生産者に加え女性部の皆さんも参加し、会員の紹介に始まり、「産地理念」「歩み」「組織概要」「栽培基準」などが公開されました。2002年の台風の際のお見舞い金の使い道について、“組合員さんの役に立つために”と考え、全生産者の土壌検査を行ったことも紹介されました。2日目は、3人の生産者の園地を見学。摘果作業済みのりんご園や、膨らんできたラ・フランス、摘みとりが終了したさくらんぼの園地などを見てまわりました。参加した青森や長野のパルシステムの生産者は「手入れが行き届いていてとてもきれいな園地。自分たちもがんばりたい」と話していました。

公開された資料を確認する参加者らの画像 最後のまとめでは、参加した監査人より「資材等もより環境に優しいものを追求し、さらに環境保全型農業を目指してほしい」「直接、生産者の汗を見て感じたことがいっぱいあり、大事にしていきたい産地だと思った」という感想やご意見をいただきました。監査人としてご参加いただいた、あいコープみやぎの吉武理事長は「同会とは古いお付き合いですが、今回の公開確認会を通して、あらためてすごい産地だと気づかされました」とお話されました。同監査人の山形県農業技術普及課の安孫子指導員からは「同会の始めた取り組みが、地域に波及している事例もあり、今後も協力をいただきながら県としても減農薬を推進していきたい」と力強いエールをいただきました。天童果実同志会の滝口代表は「初めての経験で、準備等で大変でしたが、これからの課題も見えてきた。生産者一同がんばります」と答え、天童での熱い2日間の公開確認会は閉会しました。




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