「安心・安全な食」 をつなぐ品質保証
- 商品の“設計書”
- 商品仕様書
「商品仕様書」とは、商品の品質に関わる“設計書”です。関連法令に準じているか、パルシステムの基準をクリアしているかを点検します。
「商品仕様書」「包材」「商品カタログ表示」が一致しているかを確認しています。
「商品仕様書」の点検内容は、原材料・食品添加物のほか、産地・アレルギー・遺伝子組換え・栄養成分・成分規格・製造工程、包材表示など、多岐に渡ります。
- 独自基準での
- 商品検査
パルシステムは自前の「商品検査センター」で、お届けする商品の衛生指標菌や食中毒菌、農薬、放射能汚染、アレルギー物質の混入などを検査しています。
検査の種類は「微生物検査」「理化学検査」「放射能検査」「アレルゲン検査」の4つ。それぞれ国の基準をクリアすることはもちろん、項目によってはさらに厳しい独自基準を設けています。
原発事故を契機に、公的機関でも使用されている高精度の機器を使い自主検査を行っています。主に、東日本産の農畜産物や日本近海の水産物が対象で、乳幼児用の食品については検出下限値を引き下げて検査しています。
検査結果を組合員にお知らせするとともに、放射能が検出された場合は、産地と協力して、低減に取り組んでいます。
アレルギーとの因果関係が明らかになっている原材料のうち、症例の多いものや症状が重篤なもの(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かになど)については、「特定原材料」として省令で食品への表示が義務づけられています。
アレルゲン検査では、アレルギーがある方や乳幼児向けの商品を中心に検査を実施。特定原材料に含まれるタンパク質を測定することによって、アレルギー誘発物質(アレルゲン)が誤って商品に含まれていないかを確認しています。
- 製造現場も直接確認
- 工場点検
工場の衛生管理の確認、プライベートブランド商品の初回製造立会い、商品事故発生時の原因調査と再発防止策の確認を行います。