

2010パルシステム100万人の食づくり運動

今こそ!産直の底力

「経済成長こそ幸せに通じる」と信じ、格差や競争を助長してきた近代社会。
私たちは自然や他者との「つながり」をどんどん手放し、孤立を深めていきました。
一人ひとりが自分らしく、いきいきと生きることのできる社会を取り戻したい——。
パルシステムは、「食と農の関係」を見つめ直すことから始めました。
そしていま、確認します。「産直」に突破口があると。
いのちの循環を未来へ手渡すために。
農業や漁業を柱とする持続型社会をつくるために、
相手の存在を認め合い、理解し合い、利益もリスクも分かちあえる関係、
パルシステムはそれを「産直」と呼びます。
希望あふれる明日を拓くため、産直の底力を信じ、
産直を強め、広め、深めることに全力を傾けていきます。