掲載日:2016年6月13日
熊本地震の避難所で炊き出し活動
避難するみなさんがコミュニティを構築する一助に
熊本地震の支援活動としてパルシステムグループでは、熊本県宇城市の避難所2カ所で炊き出し活動を実施しています。避難所で生活を送る有志のみなさんとともに調理活動を行い、コミュニティ構築の一助にもなっています。
仮設住宅へ転居が完了する6月末まで
熊本県を中心に発生した大規模地震を受けてパルシステムグループでは、緊急支援物資の提供やボランティアの派遣、現地で活動する団体への支援などを行ってきました。
宇城市での炊き出し活動は5月25日(水)から、市内の避難所「サンアビリティーズ」「松橋総合体育文化センター」2カ所で、それぞれ週に1回、実施しています。炊き出しは、宇城市の要請に応じ、パルシステムグループから派遣されたボランティアのほか、地元の生協くまもと、全国の生協から派遣された関係者などが参加しています。
地震発生から2カ月近くが経過し、避難所では食料の不足を心配する状況ではありませんが、避難生活を送る人どうしのコミュニケーション手段が少ないなどの課題を抱えています。市などでは、炊き出しを通じてみなさんが気軽に交流できる場を提供し、食を通じたコミュニティの構築をめざしたい考えです。炊き出しは、仮設住宅への転居が完了する6月中まで提供を予定します。

炊き出しの温かい食事が喜ばれています