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組合員の声にこたえて検査を見直し

パルシステムでは2016 年度より乳幼児向けカタログ「yumyum for baby」とインターネットで販売している赤ちゃん推奨商品(乳幼児用商品)について、検出下限値(検出限界値)を 1Bq/kg まで下げて検査を行います。自主基準(ガイドライン)に変更はありません。

水産品については、これまで検査範囲を日本近海とし、太平洋はサンプリング調査対象として不定期に検査を行ってきました。2016 年度は、まぐろなどの太平洋の遠洋漁業で捕られる魚種についても検査対象として定期的に検査します。なお、セシウムが検出された水産品についてはストロンチウム検査を実施します。

自主基準と検出下限値について

自主基準(ガイドライン)は、商品から放射能が検出された場合に、どの数値までならお届けするのかという基準です。パルシステムでは、ヨウ素 131、セシウム 134、セシウム 137 の検査を行っています(現在、放射性ヨウ素は半減期8日のため、ヨウ素 131 が検出されることはありません)。検出下限値(検出限界値)はゲルマニウム半導体検出器で、放射能を計測したときに、どこまで検査を行うかという数値です。計測時間を長くすることによって、検出下限値を下げることが可能です。

パルシステムでは、検査数を保ちつつ、なるべく低く計測したいという考えから、およそ年間4,800件の検査を行っています。検査結果が自主基準を上回った場合は供給を中止し、下回った場合は速やかに情報を公開します。引き続き、自主検査に注力するとともに、放射能低減を目指した取り組みを続けていきます。

詳しくは4月1回に配布している「放射能関係のお知らせ」をご確認ください。検査結果は毎週ホームページで公開しています。