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産直米とともに味わい楽しむ

パルシステムが毎年開催している「手作り梅干し交流品評会」が、10周年を迎えました。今回は、品評会から参加の間口を広げ、梅干しを真ん中に産直ごはんを食べながら交流するイベントとして開催し、産直産地から招いた梅や米の生産者や組合員、職員など103名が参加しました。

参加した組合員のみなさんは、数十年の経験を持つベテランから初挑戦、未経験者までおり、さらにパルシステムの配送センターなどで梅干し作りにチャレンジした職員も加わり、多彩な顔ぶれとなりました。自ら漬けた梅干しを持ち寄り、味見をしながら、独自の工夫や思い出、生産者からのアドバイスなどを語ってもらいました。

また、昼食を兼ねて産直米によるごはんと豚汁、産直産地提供のフルーツなどがテーブルにならび、参加者はそれぞれの梅干しとごはんの相性にあらためて感心したようすでした。なかには「梅干しは料理に使うばかりで、ごはんと食べるのは久しぶり。こんなにおいしいのですね」と話す姿もありました。

交流後は、品評を希望した参加者を対象に産地から表彰がありました。受賞者からは「失敗したと思っていたので驚きました」「初めての挑戦で受賞できてうれしいです」などの感想のほか「注文で届く梅は見た目もきれいですが、キズひとつない梅を栽培することはたいへんなことです。届いた果実がちょっと傷んでいたり味が薄かったりしても、旬を楽しむ気持ちで味わってください」と訴え、生産者のみなさんがうなずく場面もありました。

総評として生産者の王隠堂誠海さん(大紀コープファーム)は「老若男女が一堂に会し、梅干しで語り合う姿に感動しました。これからも生産者としておいしい梅を作るだけでなく、組合員のみなさんの梅干し作りをサポートしていきたいと思います」と語りました。

参加したみなさんと記念写真

交流会前に行われた審査。真剣です

受賞した梅干し