• 通常、破損、ラベルが剥がれないなどの不良ビンはリユースを行わず、カレット化を行って、リサイクル原料としています。
• 200ml深型びんと350mlびんを導入した1998年当時、この2種類のびんにおいてラベルの著しい剥離不良が発生しました。洗浄してもラベルが剥がれないびんについてはカレット処理(リサイクル)を行っていました。
• ラベルの改善を何度か実施しましたが効果が無く、せっかく洗浄しても多くのびんがカレット化となってしまうため、ある時期以降は、洗浄工程を行わずにそのままカレット化を行っていました。
• 結果、1998年から2008年までの間で、洗浄してもラベルが剥離せずにカレット化されたびん（200ml深型と350ml）が764,826本、洗浄工程を行わずにカレット化されたビンが517,150本となっていました。

※洗浄工程を行われずにカレット化されたびんの数量は、この同じ期間（1998年から2008年）にみなさんから回収したすべての種類のリユースびん（18,308,939本）の約3％にあたります。なお、その他のリユースびんは、きちんとルール通り、リユースされています。

【対象商品】

　本来であれば、ラベルの徹底的な改善を図らなければならないことでありましたが、ラベルの改善の検証が不十分であったこと、びん供給の窓口会社との十分な情報共有ができていなかったことなどから、当会として｢ほぼ改善された｣との誤った認識を持つに至り、改善の確認が徹底されていなかったことが原因です。心よりお詫び申し上げます。

　つきましては、下記の改善・対応を行います。

• 対象となった8品目のうち、取り扱い中止となった1品目（デーツ糖）、現在取り扱い休止中の1品目（キューバはちみつ｢マングローブフラワー｣）、すでにラベル改善が行われている2品目（とまとまと、国産トマトのケチャップ）を除いた4品目のラベルの改善を行います。
• はちみつ「百花蜜」、はちみつ「アカシヤ」の2品目については紙ラベルからシュリンクラベル（薄いフィルム状のラベル）に変更し、味つけえのき茸、きのこと山菜炊込み御飯の素の2品目についてはラベルのデザインを変更し、洗浄液が浸透しやすい印刷･柄に変更します。
• 切り替え時期は5〜6月を予定しています。
  ※現在休止中のキューバはちみつ「マングローブフラワー」については再開時に改善を行います。