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掲載日:2015年5月26日

「ほんもの実感!」くらしづくりアクション連続講座を開催
“石けん”のあるくらし 始めませんか
パルシステム連合会は5月22日(金)、東京・東新宿本部で、「ほんもの実感!」くらしづくりアクション連続講座・第1回「“石けん”のあるくらし 始めませんか」を開催しました。石けん利用の広がりを目指し、上手な使い方や環境影響について学びました。

■汚れ落ちすっきりで環境にも優しい

満員となった会場のようす

 パルシステムでは、環境や人体への影響を考え、1970年代から石けんの普及をめざす運動を展開してきました。現在でもなお、石けん運動ネットワークの代表幹事を務めるなど、合成洗剤の取り扱いは行っていません。しかし、組合員のなかには、石けんの良さは理解していても「上手な使い方がわからない」といった理由で、日常的な利用を断念しているケースも少なくありません。

 そこで、石けんについて改めて知り、気づき、実感する場として5月22日(金)、東京・東新宿本部で、「ほんもの実感!」くらしづくりアクション連続講座・第1回「“石けん”のあるくらし 始めませんか」を企画・開催しました。

【関連リンク】

ほんもの実感!くらしづくりアクション


ユーモア溢れる赤星さんの講演

 事前に実施した石けんに関するアンケートには約2,900人の組合員が回答するなど、高い関心が寄せられました。当日は、回答者の中から限定50名を抽選で招待し、グループ役職員を含め145名の参加と、会場は満員になりました。

 この日はパルシステムの石けんに対する姿勢や商品を説明するDVD上映の後、漫画家の赤星たみこさんが、自身の体験から石けんの安全性と環境への影響、その価値や魅力、使い方のコツなどをわかりやすく講演しました。会場では、油汚れのひどいコンロの天板や換気扇の石けん洗浄を実演し、少ない水量ですっきり汚れが落ちるようすに感嘆の声が挙がりました。

赤星さんの夫が慣れた手つきで実演

 赤星さんによると「石けん洗たくのポイントは、たっぷりの水で、できれば40℃に近いぬるま湯で、石けんをよく溶かし泡立てる、それだけなのです」。「石けんの魅力は、脱脂力が強く汚れ落ちが抜群に良い、しかも生態系に優しい、ということ。合成洗剤は脱脂力が弱いうえに、浸透する力が強く、衣類や皮フの表面に残留しやすいという性質を持っています。石けんを使った洗たく・掃除の爽快感は、家事を好きにさせてくれます」。

 参加者からは質問や意見が飛び交い、6月から始まる環境キャンペーンのキックオフとして盛会のうちに終了しました。






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