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掲載日:2015年3月10日

パルシステム生消協が第26回総会を開催
「産地ビジョン」策定に着手します
パルシステムの産直産地の生産者と生協組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会は3月5日(木)、東京・江東区のホテルイースト21で「第26回通常総会」を開催しました。年度方針に「産地ビジョン」の策定を掲げ、将来の産直のあり方を議論します。

■国際土壌年は生消協の活動そのもの

総会のようす

 パルシステム生産者・消費者協議会(パルシステム生消協、160団体)は3月5日(木)、東京・江東区のホテルイースト21で通常総会を開催しました。会場には、産地の生産者や生協組合員などが集まり、2014年度(12月期)報告と15年度方針・予算案、役員改選などが承認されました。

 開会であいさつした香取政典代表幹事は「国連は2015年を『国際土壌年』と定めました。土を『生命を維持する要』ととらえる考え方は、私たちが進めている環境保全型農業そのものです。これからも交流を通じた相互理解を進め、生産者、消費者、生協が三位一体となって産直を作り上げていきましょう」と呼びかけました。


■次世代育成や地域資源活用など議論

 総会では、2014年度の報告と2015年度活動方針、役員改選など4議案が、賛成多数で承認されました。

 活動報告では、「産直連続講座」を33回開催し、組合員を中心に745名が参加しました。そのほか、生産者による栽培技術を高めることを目的とした有機農業や環境保全型農業の技術交流、産直原料を使用した商品開発、品質向上へ向けた情報共有などを実施しました。

 活動方針は、今後の10年をみすえた「産地ビジョン」の策定に着手し、次世代の人材育成や技術交流、農政のあり方などについて意見をまとめます。環境保全型農業の推進では、引き続き地域資源を生かし、農薬や化学肥料をできるだけ削減する生産方法の研究、情報共有を進めます。品質向上や交流活動も進化させ、生産者と消費者が協力し「ともにつくる」産直を目指します。


■無茶々園の大津さんが新代表幹事に

新代表幹事に就任した大津さん

 総会後に開催された臨時幹事会では、役員改選にともなう新たな代表幹事として、大津清次さん(株式会社無茶々園社長)が選出されました。

 就任のあいさつで大津さんは「生産者と消費者がともに産直をつくることを目的に活動するパルシステム生消協は、ほかにない組織です。『ともにつくる』ことを大事にし、議論を深めながら事業と運動を広げます」と抱負を語りました。


●生産者と組合員が協同する生消協

 パルシステム生消協は、1990年に設立されました。産直産地の生産者と生協、組合員が対等な立場で話し合い、交流を深めることで産直活動をともに築く場として、各種交流会や学習会の開催、環境保全型農業の技術向上へ向けた情報交換などを行っています。




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