本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2014年10月22日

「までっこ鶏」の産地で鶏ふん発電の建設がスタート
養鶏の副産物が新しいエネルギーに
パルシステムの「までっこ鶏」を生産する岩手県の十文字チキンカンパニーは、鶏ふんを使用した発電施設の建設を準備しています。発電施設の建設予定地でこのほど、造成工事がスタートしました。

造成工事が始まった発電施設予定地

 十文字チキンカンパニーは、岩手県で鶏のヒナの生産から飼育・解体までを一貫して行っている養鶏グループで、パルシステムの産直鶏「までっこ鶏」を生産する「までっこチキン生産者連絡協議会」の中心的な役割を果たしています。

 発電施設は、養鶏で発生する鶏ふんを燃料とするもので、2016年春の完成を予定しています。現在、こうしたプラントは鹿児島、宮崎両県で稼働していますが、本州では初めてとなります。発電には1日400tの鶏ふんを使用し、発電出力能力は6,250kWと、養鶏業界単独企業として最大となる見込みです。

 また、発電によって発生する鶏ふんの焼却灰は肥料化され、地元の田畑でも活用することにしています。施設が立地する軽米町は、パルシステムの「日本のこめ豚」に使用する飼料米の生産を開始した「発祥の地」でもあります。休耕田を飼料米の産地に、飼料米を豚や鶏に、そして副産物をエネルギーに――地域資源循環のさらなる進化が期待されます。

 発電計画にあたっては2013年度、パルシステム連合会の地域づくり基金が40万円を助成し、視察調査や地質調査、住民説明会開催費用の一部に活用されました。パルシステムグループや関係団体で構成する再生可能エネルギー連絡会にも参加し、他団体との交流や情報交換にも積極的にかかわっています。


【関連リンク】

パルシステムのエネルギー政策

2013年度地域づくり基金の助成総額1,692万1,500円(プレスリリース)

2014年度「地域づくり基金」公募のお知らせ(プレスリリース)







このページの上へ戻る