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掲載日:2014年2月28日

小田原で「手作り梅干し交流品評会」を開催
梅一粒につまった家族の物語
パルシステム連合会は2月23日(日)、神奈川県小田原市の梅の里センターで「第8回手作り梅干し交流品評会」を開催しました。118点の応募から選ばれた組合員とその家族19組47人が集い、梅の産直産地の生産者などによる最終審査、および表彰式を行いました。

参加者全員で記念撮影


■生産者と梅干しの作り手が顔合わせ

 パルシステムでは組合員に保存食づくりを呼びかけており、毎年6月の梅の時季に商品カタログやインターネットサイトを通じて梅干し作りを提案しています。

 材料を商品として企画するだけでなく、インターネットサイトコンテンツ「梅フェス」の開設や、梅の生産者による「梅干し電話相談」などで、初心者でも梅干しが漬けられるよう情報提供し、挑戦する組合員のみなさんを増やしています。

 8回目となる「手作り梅干し交流品評会」は、2月23日(日)、パルシステムの梅の産直産地、ジョイファーム小田原(神奈川県)の地元、小田原市の「梅の里センター」にて開催しました。一次選考で選ばれた25人を招待し、当日は19家族が来場しました。ジョイファーム小田原と大紀コープファーム(奈良県)の生産者やパルシステム連合会の役職員が審査員となり、最終選考を行いました。


■審査員からのアドバイスを傾聴

審査のようす

 開会後さっそく、入選者のみなさんがエピソードを交え自己紹介しました。「梅干しが大好きな息子のために作りはじめました」「夫の海外赴任から帰国したときに食べた梅干しが、体にすーっとなじんだのがきっかけです」「お母さんに教えてもらいながらつくりました」など、今年も家族のつながりがうかがえる内容が多く語られました。

 その後、審査員からのアドバイスへ熱心に耳を傾けつつ、参加者同士で情報交換したりと、梅干し作りへの思いが会場にあふれていました。参加者のなかには、過去の交流品評会で知り合いになり「梅干しの漬け方について手紙のやりとりをしている」といった、新たな交流も見られました。



大賞と優秀賞の梅干し

■梅干し交流品評会 最終審査結果

 審査結果は、大賞、優秀賞のほかに努力賞・パルシステム賞など、計8名が選ばれました。受賞したみなさんは次のとおりです。エピソードも含め紹介します。


◆わが家の梅干し大賞:田中桂子さん(赤梅干し/60代)

4回目の応募で初入選です。市販の梅干しは調味液に漬かったものが多く、不安もあって自分で作ってみようと思ったのがきっかけです。それから、20年。賞をもらうのは初めてのことで、とてもうれしいです。最近、手作り梅干しの果肉と種をつぶし、薄く伸ばして乾燥させた保存梅を考案し、著作権を取りました。毎年「こんなふうになるんだ…」を繰り返す、梅干し作りは私の人生の教材です。


◆優秀賞

赤梅干し部門:小林健司さん(60代)
初めての応募です。梅干しを自分で漬けてみたら、初めてなのにうまくできました。それが自信になり、漬けるようになりました。手作りの梅干しはおいしいです。もっとおいしい梅干しに出会いたいので、これからも漬け続けます。

白梅干し部門:江嶋みのりさん(40代)
6回目の応募です。同じレシピで同じように漬けているのに、毎年味や香りが違うって不思議ですよね。息子が小学校2年生のときから一緒に漬け始めました。中学生になった今年はどうかな…と思っていたら、「梅、買っといてね」とぶっきらぼうだったけど言ってくれて、うれしかったです。2人でいろいろ話しながら(互いの好みの作り方で別々に)今年も漬けました。この2人での梅干し作りは、いつまで続くかわからないけれど、いつか離れていっても、梅でつながっていけたらと思っています。 *2010年に優秀賞受賞


◆努力賞

安井民子さん(白梅干し/40代)
3歳の娘と漬けた、初めての手作り梅干しです。パルシステムに加入して、最初に届いたカタログに梅干しの作り方があり、漬けてみました。今日みなさんの梅干しを試食して、梅干しってこんなにおいしいんだ、と実感しました。もっと努力して、おいしい梅干しを作りたいです。

齋藤規子さん(白梅干し/40代)
小学生になった娘と、梅干しを作る過程を楽しんでいます。今日は遠足のつもりで来たのですが、賞をいただきすごくうれしいです。梅という素材はすごくシンプルなのに、作った人でこんなにも違うのかと不思議に思いました。今後は自分のオリジナリティを出していけたらと思います。


◆審査員特別賞

ジョイファーム小田原賞:山城正秀さん(白梅干し/80代) 「曽我の十郎」の漬け方はむずかしいのですが、昨年の交流品評会で知り合いになった方に教わって、漬けてみたところ、入選しました。今84歳ですが、90歳まではがんばりたいです。
*2012年に審査員特別賞受賞

大紀コープファーム賞:西山聖子さん(赤梅干し/30代)
新居の庭で育てた赤しそで漬けた梅が入選しました。審査員の方に「愛情込めて作ったね」と梅の色をほめていただき、評価もしていただいたのがすごくうれしいです。
* 2012年に優秀賞受賞


◆パルシステム賞

石崎玄八くん(赤梅干し/11歳・5年生)
初めて漬けて、賞をもらえてうれしいです。お母さんに教えてもらいながら「袋漬け」をしました。全部自分ではできなかったけど、なるべく自分でやりました。梅干し作りはおもしろい、と思いました。今日アドバイスももらったので、また来年も参加できるように挑戦したいです。


梅干しを前に、審査員と熱い「梅談義」

受賞者のみなさん





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