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掲載日:2014年2月27日

北海道えりも漁協と産直協定を締結
昆布で結ぶ「つくる」と「食べる」
パルシステム連合会は2月25日(火)、北海道のえりも漁業協同組合、北海道ぎょれんと産直協定を締結しました。国内の水産産地では9カ所目になります。今後は、昆布を中心とした商品開発などを通じ、資源循環活動の連携や組合員との交流を検討していきます。

調印式後握手する出席者

■えりも漁協、北海道漁連との3者で締結

 パルシステムでは、2009年に「水産方針」を定め、水産品の産直を進めています。産直協定はこれまで、北海道野付漁協や沖縄県恩納村漁協などと締結してきました。それぞれの産地とは、青果や肉の産地と同様、組合員との交流や周辺環境に配慮した持続可能な漁業をめざし、連携しています。

 えりも漁協との産直協定は、水産品では9カ所目の締結となります。協定書の調印式は2月25日(火)、東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部で開催され、えりも漁協と北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)、パルシステム連合会の3者から関係者15名が参加して行われました。

 産直協定締結で3者は、交流活動や商品開発を通じた水産資源の保全活動に取り組みます。えりも漁協の平野正男組合長は「これから組合員のみなさんと交流できることに、わくわくしています。商品の取り扱いだけでなく、生産者と消費者がそれぞれの思いを伝えあうことで、互いが信頼しあえるような関係にしていきたいです」と抱負を語りました。


■60年で9割再生の緑化推進運動

料理教室では切る前の昆布が披露され参加者から歓声がわきました

 産直協定を結ぶことになったえりも漁協は、北海道中南部のえりも町、様似町をエリアとする日高昆布で有名な産地です。昆布などの海藻類のほか、うに、さけ、毛がになどが漁獲されます。

 海の資源を守るための植林活動にも古くから取り組んでいます。えりも地域では、明治期からの森林伐採のよって広い地域で山が砂漠化しました。そのため表土が流出し、昆布やさけの漁獲にも大きな影響をおよぼしたそうです。えりも漁協では、地域とともに1953年から植樹をスタート。60年以上におよぶ緑化推進運動によって、荒廃地面積のほぼ9割の緑化を遂げています。

 パルシステムでは、2012年から会員生協の組合員を対象にした料理教室を開催し、昆布の活用法などを紹介しています。


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