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掲載日:2014年1月22日

南都留森林組合と森林分野で初の産直協定締結
パルシステムは「森の産直」に挑戦します
パルシステム連合会は2014年1月16日(木)、山梨県都留市の南都留森林組合と産直協定を締結し、同日に南都留森林組合事務所にて調印式を開催しました。パルシステムが定める「森林・林業政策」に基づく初の協定締結です。今後は人と商品の交流を進める「森の産直」に挑戦します。

■林業の可能性を追求「森林・林業方針」

調印式後握手するパルシステム連合会山本理事長(左)と南都留森林組合・杉本組合長

 パルシステム連合会では、日本の森林資源を保全し、持続可能な森づくりに貢献していくことなどを目的とした「森林・林業方針」を2012年に制定しました。これに基づき、同年からプロジェクトを立ち上げ、国内の森林・林業の現状について学びながら、林業における産直の可能性を追求するとともに提携産地の検討を進めてきました。

 南都留森林組合との産直協定は、パルシステム初の林業分野での締結になります。調印式は1月16日(木)、森林組合事務所にて行われ、関係者21名が出席しました。南都留森林組合は、多様な業種から人材を採用し、地域住民や産業界と連携しながら森林や木材を活用した新たな取り組みに挑戦しています。2010年から1山全体(約100ヘクタール)の民有林における大規模森林整備事業にも着手しました。


■間伐材使用の商品づくりなどで連携

間伐材で製造された協定書などのケースも森林組合ならでは

 調印式では、森林組合の杉本光男組合長が「産直を機に、それぞれのアイデアを取り入れ、新たな価値創造ができることを期待します。新しい山づくりの形が芽生えればうれしいです」とあいさつ。パルシステム連合会の山本伸司理事長は「長い時間の議論を経て、ようやく締結にこぎつけました。商品だけでなく交流も活発に行い、森を愛する子どもが増える関係にしていきたいです」と話しました。

 また地元パルシステム山梨の白川恵子理事長は「森林への組合員の関心は高く、多くの期待が寄せられています。交流を地域活性につなげるよう、さまざまな可能性を探っていきましょう」と呼びかけました。


■今夏「つ・む・ぐ」で2商品の発売が決定

夏発売予定のおもちゃと置物

 産直協定に伴い、パルシステムではカタログ「つ・む・ぐ」で、積み木と消臭効果のある炭を加工した置物の2種類の新商品が発売される予定です。積み木は、小さな子どもも木に触れて感じてもらえるような、シンプルなデザインとしました。炭の置物は、冷蔵庫の消臭剤にも使われると考え、マトリョーシカをかたどっています。

 当日は商品をデザインしたおもちゃ作家の宮崎剛さんも出席し「木を扱う仕事をしながら、その素材がどのように育てられているかを開発で初めて知りました。今後も森林再生をデザインの力でかかわっていきたいです」と話しました。

 その後、参加者は炭の置物を製造する株式会社炭香で昼食を囲みながら懇談し、間伐が行われた森林を視察しました。視察では、日光が地面まで届く間伐された森や、森で栽培をスタートさせたこごみやみょうがのようすを見学し、今後の連携について可能性を話し合いました。


パルシステム「森林・林業方針」


新商品のおもちゃを説明するおもちゃ作家の宮崎さん

調印式後の交流会は手作りの地元料理がふるまわれました


手入れされた森は光が入って明るいです

間伐されていない森も見せてもらいました





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