パルシステム連合会は、12月12日(木)から14日(土)の3日間、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2013」に出展しました。ブースでは、遊休農地を活用して飼料用米を育て、豚肉を生産する「日本のこめ豚」の取り組みを中心に環境活動を紹介しました。
■クイズラリー答えるごとに「へえ〜」

「こんせんくん」が目印パルシステムブース |
パルシステムのブースのテーマは「パルシステムと産地がすすめる!日本型畜産」。飼料用米を与えて育てた「日本のこめ豚」の内容と、それによる地域の資源循環や食料自給率の向上などを説明し、約7,000名の来場者が訪れました。
「日本のこめ豚」は、2007年に飼料用米の生産をスタートさせ、2008年に商品化しました。遊休農地を活用して飼料用の米を栽培し、それを豚のえさに混ぜて与えて育てます。飼料用米を栽培することで農地が活用できるだけでなく、豚舎の床に使用する敷材(もみ殻やおがくずなどを混ぜたもの)やふん尿をたい肥化し、米や野菜などの栽培に役立てる資源の循環を実現しています。

説明を受けて問題に答えるクイズラリー |
ブース内は、3つのコーナーでスタッフがパルシステムの取り組みを説明し、クイズを出題し、参加者から「へえ、そうなんだ」という声が頻繁に聞かれました。正解でもらえるスタンプがそろうと、産直産地の三皿園で収穫された有機栽培のみかんをプレゼントするクイズラリーを実施しました。子どもたちはもちろん、来場した大人にも人気で、その場で食べた参加者からは「味が濃くておいしい」などと好評でした。
このほかブース内では、家庭のエネルギー使用量を分析して無理のない省エネ生活を提案する「うちエコ診断」や、震災後に策定したパルシステムの「エネルギー政策(減らす・止める・切り替える)」、再生可能エネルギーへの取り組みについても紹介しました。

出口には生産者へのメッセージがいっぱい |

正解者には産直みかんをプレゼント |
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