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掲載日:2013年11月19日

パルシステム生消協が「青年農業者交流会」を開催
土づくりを学び産直について語り合いました
パルシステム生産者・消費者協議会は2013年11月7日(木)、8日(金)の2日間、東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部などで「青年農業者交流会」を開催しました。全国の産直産地から若手生産者など92名が集まり、土づくりの学習と組合員、職員との交流を行いました。

■「今後10年を考えるヒントになりました」

全国の若手生産者が集まりました

 青年農業者交流会は11月7日(木)に東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部で、8日(金)に各会員生協に分かれて実施し、全国各地の産直産地から74名の若手生産者はじめ合計92名が集まりました。

 開会に際し、主催するパルシステム生産者・消費者協議会(パルシステム生消協)の香取正典代表幹事(佐原農産物供給センター代表理事)はあいさつで「流通側で近年、農産物の生産について学び、実践を語りあう機会が増えていますが、本来は生産者がやるべきことです。勉強するとともに消費者に自分たちの思いを伝える機会としてください」と期待しました。

 その後、パルシステムからの活動報告を経て、講演「土壌診断による土づくり」(片倉チッカリン・野口勝憲さん)と、基調講演「植物共生微生物とおいしさの科学」(北海道農業研究センター・池田成志畑作研究領域主任研究員)が行われました。

 「土壌診断による土づくり」では、作物の品質や収穫量を高めるための土壌健全化の必要性が語られ、専門的な土壌診断の方法について提案がありました。「植物共生微生物とおいしさの科学」では、よりおいしい作物を育てる土づくりの方法として、植物と共生する微生物を活用する方法を紹介しました。共生微生物と太陽光の力を活用することで、化学肥料の節約、農薬の節約、品質の向上が図れます。

 参加者からは「講演で学んだことを持ち帰って仲間に伝えたいです」(島原自然塾・酒井聖也さん)、「『これからの10年後どうするか』についてのヒントをもらったと思います」(庄内協同ファーム・高橋直之さん)などの感想が寄せられました。

 パルシステム生消協の五十川賢治幹事(大牧農場代表)は、総括として「土壌の微生物診断結果と講演内容を合わせると、農業者としての思いが組合員に伝えやすいと思います。各産地からも、生協の組合員、職員に伝えてください」。戸澤藤彦幹事(花咲農園代表)は「農村を変える者は『よそ者』『バカ者』『若者』の3つです。自分の仕事に誇りを持って組合員と話してください。そこから産直が始まります」と話しました。

 翌8日(金)は、参加者が分かれて各生協を訪問し、それぞれ組合員や職員と交流しました。






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