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掲載日:2013年3月13日

パルシステム生消協が総会・フォーラムを開催
産直の発展へ生産者と消費者が議論
パルシステムの産直産地の生産者と生協組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会は3月7日(木)、東京・千代田区の東商ホールで「第24回通常総会」とフォーラムを開催しました。生産者と消費者が協同した1年を振り返り、フォーラムでは映画「フード・インク」を鑑賞しました。

■「一緒に考え行動しましょう」と呼びかけ

総会の様子

 パルシステム生産者・消費者協議会(パルシステム生消協、150団体、代表幹事・香取政典 佐原農産物供給センター代表理事)は3月7日(木)、東京・千代田区の東商ホールで通常総会とフォーラムを開催しました。会場には、産地の生産者や生協組合員など420名が集まり、2012年度(12月期)報告や13年度方針の承認、役員改選などが行われました。

 開会であいさつした香取代表幹事は「東日本大震災から2年が経ちますが、被災地は大きなダメージからいまだ立ち直っていません。その間、日本の農業をはじめとする第一次産業は、放射能やTPP、異常気象などの問題が続き、難しい時代になっています。いまこそ一緒に考え、行動し、明日をつくっていきましょう」と呼びかけ、総会の成功を期待しました。


■「組織体制PJ」でさらなる活性化を議論

 総会では、12年度報告と13年度計画の承認、役員改選など全5議案が、賛成多数で可決されました。12年度は、各地で学習会「産直連続講座」を32回開催したほか、各部会、ブロック会議で農薬削減や放射能対策、地域資源循環、食料自給率向上などの成果を共有しました。また、活動のさらなる活性化を目的に「組織体制プロジェクト」を設置し、今後のあり方について議論を深めました。

 13年度は、学習、交流を図るイベントの実施や環境保全型農業の研究などを引き続き進めます。また「組織体制プロジェクト」での議論を踏まえ、組織改変を実施し情報の共有、発信を強化します。

 役員改選では、生産者幹事13名、消費者幹事13名、監事2名、ブロック役員9名がそれぞれ選任されました。総会後の幹事会では、代表幹事に香取さんの重任が決まりました。


■フォーラムでは「フード・インク」を上映

 フォーラムでは、ドキュメンタリー映画「フード・インク」の上映が行われました。冒頭、作品を推薦した豊下勝彦幹事(ポークランドグループ代表)は「この映画には、現在の食を取り巻く状況が網羅されて描かれています。食べものとは何かを感じてください」と話しました。参加者は、映画を通じて農業の意義や産直の価値を考える機会となりました。


●生産者と組合員の協同の場

 パルシステム生消協は、1990年に設立されました。産直産地の生産者と生協、組合員が対等な立場で話し合い、交流を深めることで産直活動をともに築く場として、各種交流会や学習会の開催、環境保全型農業の技術向上へ向けた情報交換などを行っています。



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