■昨年の分もたくさん楽しみました

やぐらの上で笛の生演奏 |
東日本大震災および東京電力福島第1原子力発電所の事故で被害を受けた地域の復興を支援するため、パルシステム連合会では発災当初から炊き出しや物資提供など、さまざまな支援活動を展開しています。
8月12日(日)、福島県会津若松市一箕町の長原応急仮設住宅にて開かれた「第一回長原仮設住宅夏祭り」に、パルシステムグループとして物資の提供を行い、また役職員有志によるボランティアが参加しました。長原仮設住宅は、昨年の12月末から東日本大震災、福島第一原発の事故によって避難している福島県双葉郡大熊町の方々の買い物困難支援のため、パルシステムグループが対面販売支援を行ってきた場所です。
昨年は、避難生活のさなかで行うことができなかった夏祭り。今年は会津地方のほかの仮設へ避難している大熊町の方々へもお知らせし、町長も訪れるなど、にぎやかに開催されました。また、町の皆さんによる「相馬盆歌」の生の笛音や歌に合わせて、伝統の盆踊りを楽しみました。
■地元の人たちと一緒にイベントを盛り上げました

大好評だった屋台 |
パルシステムは、屋台のやきとり、フランクフルト、焼きそばを有志で調理・販売しました。やきとりは特に大人気で、用意した240本は一時間で売切れてしまいました。さらに、セカンドリーグの実践起業塾修了生が起業したポン菓子も販売し、大好評でした。
パルシステムの他には、会津の地元団体の会津ひまわりネットワークと会津青果が協力し、一緒にイベントを盛り上げました。
今回の屋台で集まった売上金は、経費を差し引き、残った分を会津若松市一箕町長原仮設住宅自治会に寄付する予定です。
天気予報に反し、祭りが終わるまで雨は降らず、参加者の一人は「大熊の夏祭りの日は、雨が降ったことはなかったんだ。今日も降らないと思ってた」と笑顔で話していました。また、あちこちで「久しぶり、どうしてる?」という声が聞かれ、再会を楽しんだ夏祭りでした。
被災地の復興は長期化し、必要な支援は刻々と変化しています。パルシステムでは、こうした実情を把握しながら、今後もさまざまな形で支援活動を継続していきます。
【関連リンク】
パルシステムの震災支援活動
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