パルシステムでは、組合員から長く愛される商品をめざし、インターネット上に開設した「商品づくりコミュニティ」やモニター販売などを通じて、要望や意見を反映させた商品づくりを進めています。その一環である、「商品開発チーム」活動は、1998年の「サポーターグループ」として活動を開始してから、現名称への変更を経て14年目を迎えました。
2011年度も「多くの組合員の声を反映させ、『組合員の生活実感から生まれ』『多くの組合員に支持される』商品づくりをすすめる」との活動目的のもとに、参加組合員に「パルシステムの商品づくりの基本」を伝え、「私の生協」を実感してもらえる企画づくりに取り組んできました。
2011年度は、1都8県12の商品開発チームが商品の開発・見直し活動に参加しました。全会員生協で開発チームが立ち上がったのは初めのことです。また今回は、参加組合員の意見が反映された商品13品のうち、すでに12品の商品化が決まっています。
■アイデア満載の活動報告

工夫をこらした楽しい発表が続きました |
商品開発チームが取り組んだ1年間の活動を報告する「商品開発チーム2011『組合員の声から生まれた商品』報告会」は3月3日(土)、東京・港区の東京プリンスホテルガーデンアイランドで開催され、組合員や役職員、メーカー担当者など283名が参加しました。
各チームの報告では、開発・改善の過程を芝居風に楽しく披露したチーム、手作りイラストやパネルでわかりやすく紹介したチーム、材料へのこだわりを真摯に伝えたチームなど、商品のアピールポイントや活動の様子をそれぞれの形で発表しました。
■商品の本当の目的はその向こう側にある

総評を述べる栗田副本部長 |
各チームの発表の後、商品本部の栗田典子副本部長から総評がありました。「すでに12品の商品化が決定しています。この活動は、商品を使うことによって組合員のくらしの中で困ったことが解決したり、家族でおいしい食事をとれることが本来の目的です。そういう循環をつくることにつながるということが見えてきました」と述べました。
試食の時間には、各ブースでそれぞれのグループが自慢の商品を紹介しました。おいしそうに試食しながらも、こだわりや改善点などを熱心に聞く参加者の姿が多く見られました。行列のできるブースもあるほど、試食も盛況でした。
■各チームの紹介
【1】ヘルシー菜♪おいしい和
(パルシステム東京)
開発協力商品 : きんぴらごぼう
【2】こめぱん☆くらぶ
(パルシステム東京)
開発協力商品 : 米粉ろりんの豆乳くりぃむぱん
【3】熟・旨・キ・ム・チーム
(パルシステム神奈川ゆめコープ)
リニューアル協力商品 : 手作り熟キムチ
【4】炊き込みごはん食べ隊な
(パルシステム神奈川ゆめコープ)
開発協力商品 : 産直たけのこ炊き込みご飯の素
(穂先たけのこ・3合用)
【5】豚・トン・拍子
(パルシステム千葉)
開発協力商品 : フライパンでできる産直豚の酢豚用セット
【6】さかな弁当推進いいんかい
(パルシステム千葉)
開発協力商品 : さばの照り焼き 凍らせちゃいました
さばのごま醤油焼き 凍らせちゃいました
【7】らくらくハッピーランチ隊
(パルシステム埼玉)
開発協力商品 : すきまにポン!6種の国産野菜の彩り団子
【8】WOODY
(パルシステム茨城)
開発協力商品 : まな板(仮)
【9】やさしいおやつ工房
(パルシステム山梨)
開発協力商品 : パリッとおからチップス
【10】パンだ!子パンだ!
(パルシステム群馬)
開発協力商品 : スティックパン(仮)
【11】チキンメイト11
(パルシステム福島)
提案商品 : 産直鶏モモ肉のトマトスープ鍋セット(仮)
【12】お助けお魚隊
(パルシステム静岡)
開発協力商品 : おさかナゲット
【関連リンク】
パルシステム商品づくりコミュニティ
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