パルシステム生活協同組合連合会(11会員・会員総事業高1,902億95百万円/会員生協の組合員総数130.3万人)は、「東京電力福島第1原発の事故を受けた原子力発電とエネルギー政策検討委員会」(パルシステムエネルギー政策検討委員会)を設置しました。2007年に策定した「六カ所再処理工場本格稼動反対及び原子力発電所に対するパルシステムの見解」をさらに深化、発展させます。パルシステムの原子力発電に対する対応およびエネルギーに関する政策を立案するとともに、その政策を具体化、実践化するためのプログラム(案)を取りまとめる予定です。
これらの活動の一環として、知見を深めることを目的に下記の通り学習会を開催することになりました。エネルギー政策検討委員だけでなく、一般の参加を呼びかけています。参加をご希望の方は下記お問い合わせ先までご連絡ください。
●10/21(金)「スウェーデンの再生可能エネルギーの取り組み(仮)」
開催日時 : 2011年10月21日(金)午後2:00〜4:00
講師 : 佐藤吉宗(さとうよしひろ)氏(スウェーデンヨーテボリ大学経済学部研究員)
参加費 : 無料
会場 : パルシステム連合会東新宿本部2階第1会議室
(東京都新宿区大久保2−2−6ラクアス東新宿)
地図はこちら をご覧ください
締切 : 10月19日17時まで
お申込み : パルシステム連合会広報部 石原まで Eメールでお寄せ下さい。
Eメール:pal-kouhou@pal.or.jp
講師プロフィール

佐藤吉宗(よしひろ)氏 |
1978年生まれ。京都大学経済学部卒業。2000年にスウェーデンへ交換留学をしたことが契機となり、同国のヨンショーピン大学経済学部へ進学し修士号を取得。その後、同大学での勤務や欧州安全保障協力機構(OSCE)クロアチア支部での研修を経て、スウェーデン・ヨーテボリ大学 経済学部 博士課程、現在に至る。専門はマクロ経済、投資・生産性分析。通訳や翻訳のほか、スウェーデンの経済・政治・社会問題に関する記事を日本の雑誌に寄稿している。
<略歴>
- 1997‐2002年
- 京都大学 経済学部 所属 (2002年学部卒)
- 2000‐2001年
- スウェーデン・ウプサラ(Uppsala)大学 政治行政学部 所属
- 2001‐2003年
- スウェーデン・ヨンショーピン(Jonkoping)大学 経済学部 修士課程 所属
- 2003年
- このヨンショーピン大学で研究補助 (Research assistant)として勤務
- 2004年
- ヨーロッパ安全保障協力機構(OSCE) 旧ユーゴ・クロアチア支部(クロアチアの事務所に腰を据えながら、旧ユーゴ内戦の戦後処理に携わる。とくに、クロアチアでの内戦中に国を追われ、隣国ボスニアやセルビアへ 逃れたセルビア系少数民族の帰還問題に取り組む。停戦合意の後、軍事面での治安維持をNATOが担当したのに対し、民生面での秩序・法統治の回復や民主主 義の促進、民族融和を担当していたのがOSCEと呼ばれる国際機関)
- 2004年9月
- スウェーデン・ヨーテボリ大学 経済学部 博士課程
<研究分野>
生産性分析、産業組織論、社会保障制度
【著書】 
日本総研理事・湯元健治氏との共著
『スウェーデン・パラドックス − 高福祉・高競争力経済の真実』
(日本経済新聞出版社・2010年11月発売) |
【翻訳書】 
イサベラ・ロヴィーン著
『沈黙の海 − 最後の食用魚を求めて』
(新評論・2009年11月発売) |
−ご本人のブログ(スウェーデンの今:http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe)より抜粋−
※パルシステムでは今後も吉原毅城南信用金庫理事長、河野太郎衆議院議員を講師に迎えた学習会も予定しています。詳細が決定しだい、あらためてご案内差し上げます。
パルシステムの放射能対策
<問い合わせおよび申し込み先>
パルシステム連合会 広報部
TEL:03-6233-7241/FAX:03-3232-6536
Eメール:pal-kouhou@pal.or.jp
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