本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2011年8月19日

東日本大震災で被災した取引先を見舞金で支援
被災した65団体に見舞金1,440万円を進呈しました
パルシステム連合会では、東日本大震災で被災した産直産地、製造業者を支援するため、役職員による訪問活動を実施しました。7月から8月にかけて65団体を訪問し、総額1,440万円を見舞金として進呈しました。

高徳海産への見舞金進呈の様子

 東日本大震災の発生による大規模な被害状況を受けてパルシステム連合会では7月8日(金)から8月3日(水)にかけて、震災の影響で被災した産直産地、製造者65団体へ総額1440万円を見舞金として進呈しました。

 見舞金の進呈は、パルシステム連合会と会員生協の役職員が分担して現地を訪問し手渡ししました。現地へ行った役職員は「再開を待っています」という思いを込めて届けました。


■まだ震災の爪あとが残っています

4カ月経った現地の様子

 現地は震災から約4カ月が経過していましたが、震災による津波の被害が現在も残っていました。

 7月9日(土)に訪問した宮城県石巻市の株式会社高徳海産は、「真だら角切」などを製造してきました。本社工場では、震災で発生した津波の影響により、1階の工場が全壊し、2階も5分の1の損壊の被害がありました。再開は今年の11月ごろを目指しています。

 高徳海産の高橋社長は、「今回の津波の被害は甚大でした。私たちは保険に入っていたので、資金繰りはなんとか目処がついています」と説明しました。


■三陸の海とくらしを再生するために

かね久海産の生産者

 パルシステムのオリジナル商品「三陸産わかめ」を製造する有限会社かね久海産(宮城県南三陸町)は、本社工場と倉庫(原料)が津波に流されました。収穫最盛期を迎えていたわかめも、全て流されたそうです。

 パルシステム連合会では、来年以降に漁が再開できたときに加工場がなかったり、日本の食文化である「わかめを食べる習慣」が廃れてしまうことがないよう、「三陸産」に代わる一時的な緊急処置として「韓国産」原料の商品について取り扱いを決めました。

 三陸産での生産が再開できたときのために、韓国産原料で今から加工工場を稼動させて、この地域の生活の糧を守ることも目指しています。生産者は「わかめから復興の先陣を切っていきたい」と力強く抱負を語りました。


■被災した産地を知り、伝える活動に取り組みます

 パルシステムグループでは、9月に100名規模の職員を宮城県などに派遣し、視察や学習会を通じて東日本大震災の被災状況と復興に向けた産地やメーカーの努力を伝える活動に取り組みます。当日のもようは、あらためて報告します。


【関連リンク】

パルシステムの震災支援活動





このページの上へ戻る