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掲載日:2011年8月19日

パルシステムの研修農場予定地で放射性物質の除染実験をスタート
安心して生産、消費できる土壌の改良をめざします
パルシステム連合会では、産直産地と協力し土壌における放射線物質の低減に取り組んでいます。千葉、茨城両県のほ場では、ナタネやヒマワリの植え付けなどによる除染の実験を開始しました。

■土壌の放射線物質測定などに取り組んでいます

ほ場にヒマワリの種をまきました

 2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故発生では、東北・関東地方の広範囲にわたる放射能汚染を引き起こしました。周辺住民は降下物の放射線にさらされ、私たちの食卓にのぼる食品も放射能汚染を受けています。

 パルシステム連合会では、生産物に対する自主検査を8月18日(木)現在、179品目を行い、その結果と自治体の検査結果を含めた情報提供などを通じて商品の安全性と安心の確保に努めています。

 また、産直産地と共同で放射能に関する正しい知識や行政、専門家からの情報を学習会の形で生産者と消費者が同じ情報を共有しています。土壌における放射線物質の測定を各地で積極的に実施し、ホームページや組合員向けのお知らせなどを通じて情報開示をしています。


■ヒマワリの栽培実験を開始しました

 土壌での除染に効果があるといわれているナタネやヒマワリ、大豆の作付などによる実験もスタートさせました。実験は、2011年度中に開場を予定しているパルシステムグループ職員の研修施設「パルファーム」(仮称)がある千葉県と茨城県のほ場で行っています。7月にパルシステム関係者がヒマワリの種をまき、今後生育したヒマワリの放射性物質を測定することで効果を検証します。

 実験を通じ、最終的にはどの作物をつくっても放射性物質の検出限界以下となる数値をめざします。今後は、土壌の深耕作業や土壌診断に基づく土壌改良剤の投入なども実施する予定です。パルシステムでは実験と検証を続けながら、産直産地に情報と技術提供を行い、安全な作物を収穫できる農業をめざします。


【参考】

東京電力福島第一原発事故による放射性物質の食品汚染への対応について(自主検査結果、Q&A、対応方針など)






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