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掲載日:2011年5月19日

宮城炊き出し隊第5陣と第6陣を報告します
すでに恒例!楽しみにしている人も増えています
パルシステムグループでは、東日本大震災の支援として宮城県石巻市を中心に炊き出し活動を続けています。5月3日(火)から6日(金)まで活動した宮城県第5陣と、10日(火)から13日(金)までの第6陣の活動を報告します。

女川町の漁港には花がたむけられていました

 パルシステムグループでは、被災地への支援活動として3月に岩手県陸前高田市へ1回、4月に宮城県石巻市へ6回の計7回、炊き出しを展開してきました。石巻市での活動は宮城県の生協、あいコープみやぎと連携して6月まで毎週、継続的に実施しています。

 今回は5月3日(火)から6日(金)まで活動した宮城県第5陣と、10日(火)から13日(金)までの第6陣の活動を報告します。ともに3泊4日で、2日目と3日目に炊き出しを実施する日程です。


■信号待ちのトラックに「ありがとう」

自衛隊の物資提供もあり多くの人が集まりました

 宮城県への第5陣として派遣された炊き出し隊は5月3日(火)から6日(金)までの日程で、パルシステム神奈川ゆめコープ、パルシステム埼玉、パルシステム千葉、パルシステム東京の4生協とパルシステム連合会、青果子会社ジーピーエスから12名が派遣されました。

 4日(水)は、JR渡波(わたのは)駅前にて豚汁とご飯600食分のほか、青果や生活用品(カイロ、歯ブラシ、おもちゃ)を提供しました。当日は自衛隊の物資配布と水戸市青年会議所の炊き出し(カレー)も加わり、多くの被災者が受け取りに訪れました。

 炊き出し隊は後片付けを終えて車に乗り、信号待ちをしている際、歩行者から「おいしかった。ありがとう」と声をかけてもらったそうです。

 5日(水)は、鹿妻地区の小学校近くで実施し、こどもの日ということもあり、豚汁、ご飯のほか柏餅を提供しました。場所は給水所も兼ねていましたが、被災が大きな地域ということもあり、当初はそれほど人が集まりませんでした。そこでパルシステム千葉のトラックで告知と呼びかけを行ったところ、700食分ほぼすべてを配ることができました。若干残ってしまった豚汁は、被害の少ない住宅を訪問し、喜んで受け取ってもらいました。


■初めて女川町へ物資を届けました

女川の保福寺へ物資を提供しました

 第6陣は10日(火)から13日(金)の日程で、パルシステム東京、パルシステム神奈川ゆめコープ、パルシステム埼玉の4生協とパルシステム連合会、畜産子会社のパル・ミートから職員9名が活動しました。

 11日(水)は石巻駅近くの旭地区で、新メニューの牛丼とパル・ミートが用意したウインナー、カットしたバナナ、キウイ約400食と、希望者には衣類を配布しました。被災者のみなさんは「チリ地震津波でも被害はなかったので、ここまで津波が来るとは思いませんでした」と口をそろえていました。炊き出し途中でふた手に別れ、陸前稲井駅近くの避難所でも約100食を提供しました。

 12日(木)は渡波駅前で牛丼とカット野菜など500食を提供しました。こちらではほぼ毎週炊き出しを実施しており「今日はなに?」と聞いてくるみなさんも少なくありませんでした。用意したご飯をすべて配り終えた後は、牛丼の鍋にうどんを入れて煮込み、配布しました。どちらも「おいしい」と好評でした。

 当日もふた手に別れ、隣の女川町で避難所となっている町立第三小学校と保福寺へご飯とカット野菜、レトルト食品、おもちゃなどをそれぞれ75食ずつ配布しました。女川町は、石巻市に比べてほぼ手付かずといえるほど津波の被害がそのままとなっている集落が少なくありません。避難所のみなさんは作業を手分けし、工夫しながら少しでも楽しめる生活を送ろうとしているようでした。


●石巻市災害復興支援協議会と支援活動

復興支援協議会の打ち合わせ

 パルシステムグループはあいコープみやぎとともに、石巻市の災害復興支援協議会へ参加し、地元行政や自衛隊などと協力して炊き出し活動を実施しています。災害復興支援協議会は、企業やNPO、NGOなどで構成され、行政や自衛隊と協議して決められた役割分担の下、医療や泥かき、炊き出しなど多様な活動を行います。

 あいコープみやぎとパルシステムは現在、「炊き出し」と「物資」を担当し、各団体と連携しながら被災者を支援しています。米や生鮮食品などを提供している支援物資は、栄養の偏りが深刻な避難所などで使用され、喜ばれています。炊き出しは6月まで毎週実施する予定です。


みんなで力を合わせてつくります

衣料品では下着が不足しているようです



被災地を走るパルシステムのトラック

5月12日には情報提供のボランティアが取材に訪れました






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