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掲載日:2011年4月27日

産直米産地の被災状況を報告いたします
パルシステムのお米の産地では、東日本大震災の影響により停電や断水、ガスの不通が発生し、一部の産地では出荷できない状況でした。産直米産地の震災による被害状況と現在の復旧状況をご報告いたします。

●JAいわて花巻 (2011年4月14日現在)

【出荷状況】

・震災後の1週間後から出荷可能になりました。

・4月1回はエコ・宮城ひとめぼれの代替品として出荷しました。

【現在の復旧状況】

震災直後は停電や断水、ガスの不通が発生しましたが、現在は全てのライフラインが復旧しています。


■買い支えてほしい!

JAいわて花巻の小原氏は、「今年も頑張ってエコ・チャレンジのお米を作付けします。組合員のみなさんに、たくさんのお米を食べていただけることが、一番の励みになります」と話しました。

播種作業の様子

発芽の様子


●JAみどりの (2011年4月13日現在)

【出荷状況】

4月3回分から出荷再開しました。

【現在の復旧状況】

・現在は全てのライフラインが復旧しています。

・農作業は例年より1週間遅れて開始しています。


■とにかく頑張るしかない!

JAみどりのでは、パレットに積んであったお米が崩れたり、ラックの折れ曲がりなどの倉庫内の震災被害が甚大です。また、道路のひび割れや電柱が傾いており生活するにも間々ならない状態が続きました。そのような中でも産地では、来年の作付け準備を着実に進めています。

JAみどりのの大子田氏は、「目の前の農作業を一つひとつ頑張るしかありません。頑張って作付けするので、お米を食べていただきたい」と話しました。

震災後の倉庫の様子

ひび割れた道路


●株式会社アジテック・ファインフーズ (2011年4月14日現在)

※アジテック・ファインフーズはパルシステムの産直米を発芽玄米にするメーカーです。

【出荷状況】

3月27日から製造を開始して、3月5回企画から出荷対応を行っています。

【現在の復旧状況】

現在は全てのライフラインが復旧しています。


■復興に向けて頑張っています。

アジテック工場は震災の影響による直接的被害はありませんでした。しかし、震災時に製造していた発芽玄米を地震の発生による停電で、予約登録米エコ・発芽玄米新潟こしひかり1020sが腐敗してしまいました。4月7日の余震後も停電が続き、さらに発芽玄米の腐敗が発生しています。こうした中でも、産地は復興に向けて頑張っています。

腐敗してしまったお米

アジテックのみなさん


●ちば緑耕舎 (2011年4月15日現在)

【出荷状況】

震災の影響により東北地方から原料が調達できない中、エコ・千葉こしひかりを代替商品として応援出荷を行いました。

2010年度米については在庫なし。

【現在の復旧状況】

震災の影響により、ほ場のパイプラインが破損しました。ちば緑耕舎のほ場(約114ヘクタール)は7割以上通水できない状態です。

播種作業は例年より1週間遅れで開始しました。


■安全で安心なお米を届けたい

ちば緑耕舎では、震災の影響により、多くの地域で通水できず、ほ場がからからに乾いています。生産者は不安をかかえながら作業をすすめています。

ちば緑耕舎の杉田副代表は、「田んぼに通水できず、作業が遅れてしまい、とても不安です。しかし、被災地の方々の苦労や不安に比べれば、私たちの心配は小さいものです。今年も組合員のみなさんに安全で安心なお米を届けられるように、生産者一同、全力で栽培に取り組みたいと思います」と語りました。

事務所前の道路の状況

現在の育苗ハウスの様子


●JAつくば市谷田部 (2011年4月18日現在)

【出荷状況】

出荷は問題なく進んでいます。

【現在の復旧状況】

施設やほ場は大きな被害はありませんが、ほ場のパイプラインが破損しました。

播種作業は例年より7日から10日遅れで開始しました。


■不安だけど頑張る

JAつくば谷田部では、過半数の田んぼで、水が引けない状態です。不安な中でも、生産者は力を合わせて頑張っています。

小堀会長は、「田んぼに水を引けない状況で不安ですが、全力で栽培に取り組みます。秋には、組合員のみなさんに、おいしいお米を届けられるように頑張りますので楽しみにして下さい」と話しました。

ほ場近くの道路

封鎖された国道





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