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掲載日:2009年12月30日

年頭のごあいさつ

2010年を迎えて

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は本格的な政権交替があり、今までとは違った政治の有り様が報じられています。しかしその成果は、いまだ見えていません。国の2010年度予算が確定していくこれからが正念場になることでしょう。

 私達はその内容に注意を払いつつ、現実に横たわる生活の厳しさ、そして貧困率では世界第2位とまでなってしまったこの国の現実に目を向け、生活者組織として生協が果たさなければならない役割を自覚し、活動に取り組んでいきたいと考えています。

 食の安全、安心確保のために生協が取り組んできた活動は、そのシステムづくりに大きく貢献したと考えています。それは有害添加物、危険農薬の追放に始まり、生産や製造技術、管理、検査システム向上とさまざまな領域で力を発揮してきました。そして現在はより高いレベルで、生産から消費までの見える化に取り組んでいます。

 しかし他方では、現在の厳しい社会環境がもたらす、多様でかつ厳しい生活環境と向き合った時、あらためて生協に求められているのは、食の安全、安心の確立にとどまらない、多様な面からくらしを支え、そして豊かにしていく取り組みだと考えています。これを生協の力の源泉である協同の力を発揮することで、社会の変化を作り出していきたいと考えています。

 パルシステムはその事を早くから予見し、さまざまな活動に挑戦してきました。生産者、消費者の交流を通じて、日本の農業の発展と地域再生を目指す産直。多様な活動や生活、起業をサポートするセカンドステージ事業。多重債務者や生活に困難を抱えた人をサポートする事業、そして助け合いの福祉事業を取り組んできました。今日の経済状況の悪化は、これらの取り組みがより必要となっている状況だと思っています。

 厳しい状況ではありますが、消極的姿勢に陥ることなく挑戦し続けていきたいと考えています。


パルシステム生活協同組合連合会
理事長 若森 資朗



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