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掲載日:2009年11月12日

「よみがえれ!トキ 佐渡『文弥人形』上演会」開催
佐渡の現状を伝え伝統芸能が披露されました
佐渡島に放鳥されたトキの保護活動を支援しようと11月3日(火)、東京・四谷の東京おもちゃ美術館で「よみがえれ!トキ佐渡『文弥人形』上演会」が開催され、およそ300名の参加をいただきました。パルシステム連合会は、実行委員会として上演会に参加しました。

■佐渡市野浦地区のトキ保全活動を紹介

文弥上演の様子

 パルシステム連合会などで構成する「よみがえれ!トキ佐渡『文弥人形』上演会実行委員会」は11月3日(火)、東京おもちゃ美術館と共催で「よみがえれ!トキ佐渡『文弥人形』上演会」を開催しました。当日は予定していた人数を大幅に超える300名の参加があり、次々に椅子が追加されるほどの盛況ぶりでした。

 はじめにトキ保護活動に携わる生産者とNPO法人「トキの島」から「トキの復活と佐渡・野浦村の有機農業」として報告がありました。佐渡市野浦地区は棚田が多く、有機農業を行うには非常に大変ですが、トキが住める環境をつくりたいという熱意に当初は少なかった協力する生産者も徐々に増えているとのことでした。現在は28戸が有機農業に取り組んでいるそうです。

 また、エサとなる水田の生きものを増やそうと、地域住民やボランティアがビオトープをつくり、美しい田園風景をつくっている様子が紹介されました。


■トキが安心してくらすために消費者ができること

300名の参加者で会場は満員

 次に、祝いの舞としての春駒(はりこま)と文弥人形の上演がありました。文弥人形は、江戸中期から伝わる伝統芸能のひとつで、明治時代からは人形芝居と文弥節が結びつき現在まで受け継がれています。生産者などで構成する佐渡人形芝居保存会による上演は、人形を持ちながら後ろで操り、ダイナミックな動きに参加者も魅了されていました。

 この上演会に、俳優の永島敏行さんも急遽飛び入り参加されました。自身も芸能の仕事をしながら農業も営んでいます。永島さんは「土に触れる楽しさが伝われば、農業の楽しさがわかるのでは」と話していました。

 そして、パルシステムの取り組みの紹介は、実行委員会事務局長でもある(株)ジーピーエスの高橋宏通常務が、前日の11月2日(月)から注文受付を開始した「トキを育むお米」について解説しました。高橋常務は「トキが安心して暮らせる地域をつくるためには、美しい環境を取り戻す運動が必要です。生産者だけががんばるのではなく、消費者も賛同しないと続きません」と、協力を呼びかけました。

 最後にパルシステム連合会山本伸司常務があいさつし「よい水、よい土が、よい食べ物をつくり、食べ物が体をつくります。そのことも含めて運動を通して伝えていきたいと思います」と抱負を語りました。


トキを守る活動の紹介

祝いの舞である春駒

文楽「弁慶と牛若丸の五条の橋」



文楽「阿新(くまかわ)丸の仇討ち」



<参考>

文弥人形や佐渡の文化、パルシステムの取り組みについて パルシステムはトキがくらせる環境づくりに取り組みます (2009年10月27日プレスリリース)





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