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掲載日:2009年10月27日

PB「トキを育むお米」発売 11/3には「文弥人形」上演会も
パルシステムはトキがくらせる環境づくりに取り組みます
パルシステム連合会は11月2回(注文受付11月2日(月)〜6日(金))から、パルシステムオリジナル商品として2009年産「トキを育むお米(エコ・佐渡こしひかり)」を発売します。11月3日(火・祝)には生産者も招き、東京・四谷の東京おもちゃ美術館にて行われる「よみがえれ!トキ佐渡『文弥人形』上演会」にも実行委員会として参加します。

佐渡のトキ

■独自基準をクリアした「トキを育むお米(エコ・佐渡こしひかり)」

棚田の保全にも取り組んでいます

 パルシステム連合会は、11月2回(注文受付11月2日(月)〜6日(金))からパルシステムオリジナル商品として「トキを育むお米(エコ・佐渡コシヒカリ」を発売します。収益の一部が、休耕田や田んぼの整備費などトキの生息しやすい環境づくりに還元されます。

 パルシステムでは2008年から、新潟県佐渡島からの要請を受けてトキ放鳥を成功させる運動を支援してきました。同年秋にも「トキを育むお米」を販売しましたが、パルシステムオリジナル商品として発売するにあたり、独自基準(※1)に基づき農薬や化学肥料の使用を減らした「エコ・チャレンジ」としました。


■収益の一部がトキの保護活動に役立てられます

休耕田を活用したビオトープ(手前)

 産地である佐渡島では、農薬を削減したお米の生産に力を入れています。さらにトキが最後まで生息していた野浦、片野尾両地区は、トキのエサとなる水田の小動物を増やすため、住民やボランティアが地域ぐるみで耕作放棄地の復田やビオトープ(※2)づくりに取り組んでいます。

 佐渡産のこしひかりは、新潟県産のなかでも「魚沼産」「岩船産」とならび「三大ブランド」と呼ばれています。特有の1日の寒暖差が大きい気候や、汚染の少ない大気、水といった自然環境は、甘みと粒張りのあるお米が育ち、高い評価を得ています。


■トキ復活を機に都市と農村の新たなきずなづくり

文弥人形

 11月3日(火)には、東京・四谷の東京おもちゃ美術館で「よみがえれ!トキ佐渡『文弥人形』上演会」が行われます。パルシステム連合会も参加する実行委員会が主催、東京おもちゃ美術館が共催します。文弥人形の上演のほか、祝いの舞とされている「春駒(はりこま)舞踊」の上演、佐渡・野浦村の有機農業および里山里海を守る活動の紹介などを予定しています。

 文弥人形は、明治時代の初めに成立し現在まで伝わる国の重要無形文化財にも指定されている人形芝居です。浄瑠璃などと異なって1人で人形1体を操り、簡素化されたダイナミックな動きが特徴です。当日は、佐渡の生産者などで構成する佐渡人形芝居保存会によって上演されます。


●商品概要

トキを育むお米
(エコ・佐渡こしひかり)

商品名 トキを育むお米(エコ・佐渡こしひかり)
規格 5kg
種類別名称 米(無洗米)
価格 2,580円(本体2,458円)
発売開始 2009年11月2回企画(注文受付11月2日〜6日)より
11月2回
注文番号
mykitchen=415
Kinari=411
YUMYUM=602

●佐渡の独自文化

 佐渡島は、旅行会社のテレビコマーシャルでも紹介されたように能楽の祖といわれる世阿弥が流刑により晩年を過ごし、江戸時代には金山や西廻り航路の寄港地でにぎわった歴史をもちます。そのため、文弥人形や春駒舞踊、佐渡おけさなどに代表される多くの独自文化が栄えました。現在も地域の人々により受け継がれています。


●よみがえれ!トキ 佐渡「文弥人形」上演会

日時 2009年11月3日(火・祝)
開場:午後1時 開演:午後2時
会場 東京おもちゃ美術館
東京都新宿区四谷4−20四谷ひろば内
内容 ・佐渡・野浦村の有機農業、里山里海を守る活動の紹介
・祝いの舞として行われる「春駒(はりこま)」
・文弥人形
 「弁慶と牛若丸の五条の橋」
 「阿新丸(くまかわ丸)の仇討ち」
入場料 500円
(イベント入場者に限り東京おもちゃ美術館に特別割引価格500円で入館できます)
主催 よみがえれ!トキ佐渡「文弥人形」上演実行委員会
共催 東京おもちゃ美術館

【資料】

※1 パルシステムの「エコ・チャレンジ」栽培米の基準

・パルシステムが定める農薬削減プログラムを実践し、独自に定める「優先排除農薬」「問題農薬」の不使用

・農薬、化学肥料の使用を慣行栽培の2分の1以下に削減

※2 ビオトープ

語源はギリシア語「bio(=いのち)+topos(=場所)」からの造語で、生物の多様な生息空間を指す。人工的に復元された生物の生息・生育環境空間もビオトープと呼ばれる。




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