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掲載日:2009年5月25日

組合員とその家族110名が参加
「産地へ行こう。ささかみ物語 I 田植えツアー」を開催しました
パルシステムは5月16日(土)、17日(日)の2日間、新潟県のJAささかみで「産地へ行こう。ささかみ物語 I 田植えツアー」を開催しました。組合員やその家族など110名が参加し、田植えや、田んぼの生きもの調査などを通じて、交流を深めました。

■「産地へ行こう。」ツアー

 パルシステムでは、2009年度の「産地へ行こう。」ツアーを「100万人の食づくり」運動の一環として位置づけ、さまざまなツアーを企画していきます。命を育む食の生まれ故郷を訪ねる「体験」と「発見」を通して、産地生産者と生協組合員が「顔の見える関係」で信頼と交流を深め、産地で食べ物の大切さを実感します。2009年度は様々な形式で16のツアーを予定しています。


■30分で田んぼが苗でいっぱいに

 5月16日(土)、17日(日)の2日間、パルシステムのお米の産地「JAささかみ」(新潟県阿賀野市)で開催した「ささかみ物語T田植えツアー」は、今年で22回目を迎えました。組合員とその家族110名のほか、JAささかみの職員や生産者、さらに視察に訪れた関係者など多くの参加がありました。

 16日は田植え体験とJAささかみの施設見学、夕食交流会などが行われました。JR新潟駅からJAささかみへ向かうバスの中ではJAささかみの役職員が同乗し、ささかみの紹介や田植えの仕方を説明してくれました。田植えを初めて体験するという方も多く、真剣に耳を傾けていました。

 ささかみに到着すると、さっそく田植え体験です。子どもたちは、泥だらけになって田んぼを駆け回っていました。あらかじめ用意された碁盤の升目のような印に従って、稲を植えていきます。普段慣れていない、腰を曲げた状態での作業は、大人の方々にもなかなか大変な作業だったようです。ほ場では、子どもたちが田植え機の試乗も体験しました。大人の参加者には、ささかみオリジナルのおからペレット(肥料)をまいてもらいました。


■ささかみのめぐみを味わいながら盛り上がった交流会

 田植えが終わると、堆肥を製造しているささかみのゆうきセンターと、米の倉庫を見学しました。ほ場でまいたおからペレットは、ささかみの豆腐工場からでるおからなどを原料にしていることや、地域の生産者からでる牛や鶏のふんなどから堆肥を作っていることなど、ささかみが取り組んでいる資源循環型の農業について説明を聞きました。米の倉庫では、1tにもなる大きな袋に保管された米を前に、保管方法や現状などを教えてもらいました。

 夜には、ペンション「ぽっぽ五頭」にて「さなぶり交流会」が行われました。さなぶりとは、田植えが終わってひと息つく農家の行事です。旬の素材を使った郷土料理や、山菜の天ぷらなどを囲んで生産者と組合員が交流しました。JAささかみで開発を進めている米粉を使ったうどんや、おにぎりを自分でにぎってみる「おにぎりバー」も登場して、にぎやかな交流会になりました。


■「うめてば豆腐」の工場見学や田んぼの生きもの調査も

田んぼの生きもの調査について説明を受けました

 2日目の17日は、希望者による豆腐工場見学が行われ、その後豆腐工場での豆腐作り体験や田んぼの生きもの調査、山菜取りなどグループごとに分かれての行動となりました。

 生きもの調査では、イトミミズの数を数えて生きもの調査が生産の指標として役立っている説明がされたほか、カエルやヤゴなどの虫とりをして楽しみました。山菜採りでは、ミズをたくさん採ることができ、ミズの油炒めを教えてもらいました。豆腐作りのグループは、豆乳から豆腐を作り、おなかいっぱい試食しました。

 昼食後は、ツアー中に募集したフォトコンテストの表彰式と、ささかみの方々とのお別れ会を行い、ささかみを後にしました。参加した組合員からは「もっとお米を食べようと思った」「子どもが喜ぶだろうと思って参加したが、自分がとても楽しめた」「田植えがたいへんな作業だということを実感した」などの声がありました。


田んぼに書かれた線に沿って苗を植えます

慣れない手つきでもみんな夢中!

田植え機に乗せてもらいました


交流会ではおにぎりバーが大人気!

田んぼの生きもの調査は網を手にいろんな生き物を発見

イトミミズの数を数えることで田んぼの状態が分かります




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