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掲載日:2009年1月23日

「第11回 公開確認会報告会」
「第16回農法研究会」を開催しました
パルシステム連合会は、1月13日(火)、グランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンス 東京都千代田区)において「第16回農法研究会」及び「第11回 公開確認会報告会」を開催しました。全国のパルシステムの生産者や組合員など約340人が集まり、専門家の講演、生産者の活動報告などを行いました。

公開確認会報告会の様子
(グランドプリンスホテル赤坂)

■生産者と消費者が農法を学び、産地の取り組みを共有

 パルシステム連合会は、食料自給率の向上に向けて、有機農業を主流にした農業の取り組みと環境保全型農業の実現などを生産者と消費者が共に考えながらすすめています。

 こうした取り組みの一環として、パルシステム生産者・消費者協議会(130団体・代表幹事 香取政典 佐原農産物供給センター常務理事、以下「生消協」)とともに「農法研究会」、「公開確認会報告会」を毎年開催しています。パルシステムの産直産地の生産者と消費者である組合員が集まり、新たな農法の学習や産地の取り組み共有などをおこなっています。

 1月13日(火)には、グランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンス・東京都千代田区)において、「第16回農法研究会」及び「第11回 公開確認会報告会」を開催しました。会場には、全国のパルシステムの生産者や組合員など約340人が集まり、専門家の講演、生産者の活動報告などを行いました。

 開会に当たり、パルシステム連合会の若森資朗理事長は、「過剰に生産された食べ物が大量に廃棄されている現状は、大企業などが利益追求の姿勢で食に関わっている結果であり、今の社会のひずみが表れていると思います。今こそ、生産者や組合員のみなさんとともに、食と農の取り組みを通して、新しい流通や社会の仕組みを考えるパルシステムの存在意義が大きいと考えます」とあいさつしました。


■「第11回公開確認会報告会」では、開催後の変化について、生産者と組合員から報告

 続いて、2008年度に開催した8回の農産・水産・畜産の公開確認会の報告を組合員から行い、その後、公開確認会を開催した感想や、監査の受け止めを産地側から報告しました。


● 西宇和果実出荷組合公開確認会 (対象品目/柑橘類  日時/2月19〜20日 開催地/愛媛県 参加者/64名)

参加者:コープやまなし理事 前島郁子

「他県からも就農する若者がいるなど対外窓口であり就農支援も行う事務局(株)ニューズの存在など若い人に魅力のある産地であること、またGAP(適正農業規範)による監査を実施するなど先進的な取り組みにも積極的なところも印象的でした」

産地:事務局 門田裕子

「開催後、生産者の意識が大きく変化し、(株)ジーピーエスの栽培記録管理システム「ファーマーズネット」の日誌への書き込みが増えました。また、それまでスタッフや管理職の多かった会議に生産者も出席するようになり、意見交換も活発になりました。温州みかんなどでエコ・チャレンジに挑戦する生産者も増えました。7月にパルシステム職員の産地研修を受け入れるなど組合員、職員との交流も活発化しました」

<参考>

「西宇和果実出荷組合公開確認会」を開催しました(2008年2月22日パルシステムニュース)

● 雄勝りんご生産同志会公開確認会 (対象品目/りんご 日時/7月17、18日 開催地/秋田県 参加者/67名)

参加者:コープやまなし常任理事 吉岡初枝

「1972年、パルシステムの前身、タマ消費生活協同組合の頃から36年の産直取引の歴史ある産地です。現在、すべてのりんごをエコ商品として出荷しており、土壌分析に基づいた施肥設計で有機の比率をあげるなど環境保全型農業の意欲的な取り組みも確認できました。“消費者とともに歩むべき道”として、トレーサビリティや情報開示とともに、『コミュニケーションこそが「安心」「安全」の最良の方法である』としていて、それを実践し産直交流も大変盛んです」

産地:代表 小野田政広

「生産者7名という小規模な産地ですが、全員がパルシステムの組合員に安全でおいしいりんごを食べて欲しいとの思いで一致団結し、エコ・チャレンジのりんご作りに励んでいます。特に土壌管理にこだわり日々堆肥の研究をしています。今後も “生産者の気持ちが伝わるりんご”作りをしていきます」

<参考>

食の安全を消費者が産地で確認 「雄勝りんご生産同志会公開確認会」を開催しました (2008年7月23日パルシステムニュース)

● 田浦マルタ公開確認会(対象品目/柑橘類 日時/10月23、24日 開催地/熊本県 参加者/81名)

参加者:パルシステム神奈川ゆめコープ組合員 雨森百合子

「田浦マルタは、全国108産地、1000人の会員を持つ(株)マルタの発祥の地です。確認会では、チェックしきれないほどの帳票類の多さと充実ぶりに驚きました。またGAPを導入し、農薬保管庫が大変きれいに整頓されていました。公開確認会のために特別な準備はしていないとのことで、日頃から先進的でありながら着実な取り組みをしていることが分かりました」

産地:営業部企画課 渡邉 崇

「公開確認会用の資料作成をして、改めて自分の組織の歴史や成り立ちを学べました。また、農産物の危機管理体制作りの大切さを実感しました。生協組合員さんとの交流が深まり、本当の顔の見える関係が築けたと思います。今後も、パルシステムとともに地域活性化に貢献できる農業をすすめていきたいです」

<参考>

有機農業の全国ネットワーク、先駆的組織マルタ発祥の地 「田浦マルタ 公開確認会」を開催しました(2008年11月5日パルシステムニュース)

● あいづグリーンネットワーク公開確認会(対象品目/雪下キャベツ・みしらず柿 日時/11月19、20日 開催地/福島県 参加者/100名)

参加者:パルシステム東京組合員 杉野信雄

「年の3分の1は積雪のため農作業ができないという厳しい自然条件、後継者不足など問題を抱えながらも、前向きに努力する丸果会津青果(株)(複数のJAと出荷協議会をとりまとめる「あいづグリーンネットワーク」の事務局を担う)の強い情熱を感じました。パルシステムが、有名無名に関わらず、さまざまな産地と向き合い、育て、維持し、安全、安心な日本の食を守ろうと努めていることも確認できました」

産地:あいづグリーンネットワーク事務局 大堀博文

「初めての試みで、開催までは準備に手間取り、試行錯誤の連続でしたが、会津特産の2品目を紹介できて、会津地方のよいPRになりました。開催により生産者のパルシステムへの理解が深まり、安全性向上への意欲も高まったようです。私たちの次のステップ、目指すべき方向性も見えてきました」

<参考>

2008年度最後の公開確認会 福島県「あいづグリーンネットワーク公開確認会」を開催しました(2008年11月28日パルシステムニュース)


■農産公開確認会のまとめ

 農産公開確認会のまとめでは、(株)ジーピーエスの高橋宏通常務より「パルシステムは、安全安心は、当たり前と考え、農産物を通して自給率向上へ向けた取り組みを行っています。

 今年度の公開確認会の成果は、各産地で農業に意欲とやりがいを持つ若手生産者、後継者の姿が見られたことです。その存在は、高齢化、耕作放棄地など多くの問題を抱える農業の未来の希望であり、自給率向上につながると考えます」と述べました。


● JAふらの 水稲部会公開確認会(対象品目:米 開催地/北海道 日時/6月19、20日 参加者/85名)

参加者:ドゥコープ 監事 星野真理

「パルシステムの北海道産米、『ほしのゆめ』『きらら397』の産地、JAふらのは、種まき前に数量確保の契約をする播種米契約の産地でもあり、減農薬・化学肥料の環境保全型農業の持続、トレーサビリティの徹底と情報公開を旨とする「ECOふーど」方針を掲げ、実践しています。パルシステムに供給しているお米は「北海道クリーン農業推進会議」の統一ブランド、イエスクリーン(YES!clean)米です」

産地:JAふらの米穀部米麦課長 久保英明

「3月頃より約3カ月間準備して開催した公開確認会では、冷害対策やコンタミ防止、トレースなど、取り組みのすべてを組合員のみなさんに見ていただけて、よかったです。組合員の食に対する意識の高さを実感し、改めて安全・安心な食への責任を痛感しました。今後は、組合員さんとの情報交換会を実施など、さらに交流と信頼を深めていきたいと思います」

<参考>

産直米「ほしのゆめ」の産地 「JAふらの公開確認会」を開催しました(2008年6月27日パルシステムニュース)

● 日本の稲作を守る会公開確認会(対象品目:米 開催地/栃木県 日時/7月24日 参加者/87名)

参加者:パルシステム群馬組合員 米田玲子

「この公開確認会が行われた栃木県の杉山農場では、近隣の田んぼとの緩衝地帯として、多種多様な生きものが生息するビオトープを設けています。田んぼの生き物の生態系を生かしたお米作りをしています。確認会では、岩渕成紀氏(NPO生物多様性農業支援センター)や民間稲作研究所の指導の元、田んぼの生きもの調査を行いました。素足で、生きものがたくさんいる田んぼに入り、2000年作り続けても連作障害の無い稲作の可能性と地球とのつながりを実感しました」

産地:日本の稲作を守る会農場担当 川俣文人

「『ふーど米』を食べてくれている消費者、組合員のみなさんと直接、顔を合わせ、話をして「安全なお米を供給したい」という気持ちが強まりました。JAS有機認証の説明が書類だけでは、難しかった点もあったので、次回は有機の検査に同行していただいた方がよいのではないかと思いました」

<参考>

田んぼの生きもの調査”の視点で、環境保全も確認 「日本の稲作を守る会 公開確認会」を開催しました(2008年7月30日パルシステムニュース)

● エコシュリンプ公開確認会(対象品目:エコシュリンプ 開催地/インドネシア共和国 日時/8月18〜23日 参加者/159名)

参加者:パルシステム神奈川ゆめコープ理事長 齋藤文子

「水産の国際産直産地、インドネシア、ジャワ島のシドアルジョ、グレシックの2地域を初めて多くの組合員が訪れました。「環境保全型・持続可能な養殖」「安全性・トレーサビリティ」「フェアトレード」「雇用の創出」の4点と自然の生態系を活用した粗放養殖のあり方を確認し、交流を深めた感動的な確認会となりましたが、交流の継続性などの課題も見えてきました」

エコシュリンプの生産者はジャワ島から
来日しました

産地:オルター・トレード・インドネシア 統括責任者 津留歴子
コーポレート・シニア・マネージャー ハリー・ユリ・スサント、財務部門シニア・マネージャー ウィウィック、マーケティング・マネージャー ユディ・シスワント

「消費者のみなさんがエコシュリンプの取り組みを、よく理解してくれて課題を共有してくれた事に感謝します。民衆交易の意義と「人から人へ」というコンセプトを実感できた確認会でした。さらに「心あるエコシュリンプ事業」にするために、生産者同士、また組合員との友情のネットワークを社会に広めていきます」

<参考>

パルシステム初の水産品の公開確認会 インドネシア「エコシュリンプ公開確認会」を開催しました(2008年9月4日パルシステムニュース)


■米・水産公開確認会のまとめ

 「米・水産公開確認会のまとめ」では、パルシステムの野村和夫産直事業部部長が「日本の稲作を守る会」は新しい産地ですが、取引きのきっかけは、田んぼの生きもの調査(2002年に7産地で開催)を始めたパルシステムが、2004年に民間稲作研究所の稲葉先生の講演を聞いて、田んぼの生きものの生態系を活かして栽培されたお米を組合員に供給したいと考えたことです。日本の稲作を守る会は、民間稲作研究所とともに日本の有機米栽培を牽引する産地です。

 水産のエコシュリンプ公開確認会については、開催後に「エビと日本人」の著者、村井吉敬氏をお招きし勉強会を開催するなど、エビと日本人との深い関わりを学ぶ機会ともなりました」と述べました。


● ふーどの牛肉公開確認会(対象品目/ふーどの牛肉 開催地/北海道 日時/11月19、20日 参加者/89名)

参加者:パルシステム茨城組合員 橋本由合子

「ノーザンびーふ生産協議会」に所属する6名の生産者が作るパルシステムのトップブランド「ふーどの牛肉」は、自給粗飼料や、食品副産物などの未利用資源を中心に使用した、国内自給率100%の飼料で育てられています。そして、その生産者を、牛一頭丸ごとを登録制で買い支える制度です。公開確認会では、飼料の多くを輸入に依存する畜産生産の現場で、国内飼料自給率100%にこだわる生産者の努力と安全安心にかかるコストを実感し、その価値を多くの組合員に知って欲しいと思いました」

産地:内藤あんがす牧場 内藤順介

開催までは、「公開確認会では被告席に座らされるような感じかな?」と思っていましたが、終ってみると、「ふーどの牛肉」をもっと知りたい、広めたいという監査人や組合員の応援会、励ます会だったと感じました。現在、国内飼料自給率100%を実現していますが、地域の飼料を増やすなど、より環境負荷の少ない畜産をめざします。また後継者、若い人にも魅力のある畜産のため、経営面の安定も図ります」

<参考>

北海道「ふーどの牛肉 公開確認会」を開催しました(2008年9月26日パルシステムニュース)


■畜産公開確認会のまとめ

 「畜産公開確認会のまとめ」では、(株)パル・ミートの桑島雄三商品統括部長が、「ふーどの牛肉」の公開確認会を開催したのは、輸入飼料に依存する畜産の問題、全国で約38万haの耕作放棄地など農業の問題を組合員のみなさんにも考えていただきたかったからです。また今後の畜産では、“生きている間はよい環境で幸福に飼う”というアニマルウェルフェアの視点が大切になると思います」と話されました。


■公開確認会、2008年度のまとめと2009年度の開催予定

 野村産直部長は、2008年度の公開確認会のまとめとして「キーワードは”自覚的消費”です。消費者が主人公となって、何を食べ、何を選ぶかを考え、自覚的に賢い選択をすることが生産の現場を変えていくことにつながると考えます」と述べました。

≪2009年度の公開確認会開催予定≫
庄内産直ネットワーク(米)/紀ノ川農協(青果)/ナカショク(豚肉)/JA新岩手(米)/ちば風土の会(青果)/その他海外産地での開催を予定しています。

*2009年度の公開確認会についての詳細は、後日、ホームページでお知らせいたします。


■農法研究会では各産地の事例を報告しました

菜の花エッグ梅原社長

 続いて行われた農法研究会は、パルシステム生産者・消費者協議会の香取政典代表幹事があいさつし「今後は、生産者も交流を通じて組合員の要望を聞き、提案していく姿勢が必要になります。現在、世界経済は危機的ですが、逆にチャンスと捉えて力を発揮していきましょう」と参加者に呼びかけました。

 講演「鶏卵業界の動向と、菜の花グループ・未利用資源の活用」では、株式会社菜の花エッグの梅原正一社長が、鶏卵を取り巻く環境の変化と、それに対応する取り組みについて紹介しました。梅原社長は「生産調整が廃止された2004年以降、大手生産者による超大型養鶏場の建設ラッシュが続きました。これにより、市場における価格のブレが大きくなっています」と説明。「鶏卵は1人あたり、年間320個を消費しています。これは世界2位の量で、日本人にとって重要なたんぱく源です。近年も、鳥インフルエンザやサルモネラ中毒など報道によるダメージを受けましたが、業界では一丸となってトレーサビリティやHACCP導入など対応してきました」と、これまでの取り組みを挙げました。

 しかし「小売業界からは都合のいいセール品として扱われ、大手業者は養鶏場を大型化することでコスト削減を進めています。そこで、千葉県内の5者が共同体を発足させたことを契機に、共同での鶏卵づくりを深めました」と、安売りに左右されない高品質な鶏卵づくりへ至った経緯を述べました。菜の花エッググループで生産されているパルシステムの「産直たまご」は、太陽光を取り込んだ鶏舎や原料を指定した飼料など飼育にこだわって生産されています。梅原社長は、エコフィードをはじめ、日本の自給率向上へ向けた事例を紹介し「これからも品質管理をさらに高めることで、パルシステムの産直生産者とともに、危機を乗り越え、前進したいと思います」と、抱負を語りました。


■1千トン生産へ、活動2年目のふーど米研究会

ふーど米研究会石成氏

 続いて、パルシステム生産者・消費者協議会の石成寿生産者幹事(JAこまち)より、ふーど米研究会の活動報告が行われました。パルシステムのトップブランド「the ふーど」のお米は、09年産で1千トンまで収穫量を高める計画を進めています。ふーど米研究会は、パルシステムの産直産地が自主的に農法を研究し、情報交換を通じてお互いの生産を支援しています。

 2008年度に3回にわたって開催された研究会の活動内容は、生物多様性農法において指標の1つとなる「田んぼの生きもの調査」についての講演会や、新潟県JAささかみでのほ場視察研修、各産地からの事例報告などが行われ、参加できない産地へEメールによる情報提供なども開始しました。石成さんは「設立から2年目を迎え、現地での視察交流も実施することができました。実際にほ場を使用した研修は、理解しやすく好評でした。産地ではさまざまな農法を試みていますが、収穫量が安定しないことが課題となっています」と活動を振り返り「今後はNPO法人生物多様性農業支援センターの支援、協力をあおぐことなどで技術を向上させることが必要です。生産者の挑戦を支えていただけるよう、パルシステムの組合員のみなさんに応援をお願いします」と呼びかけました。


■「水田決議」は生物多様性農業普及に後押し

JAささかみの田中氏

 また、新潟県JAささかみ営農販売交流課の田中政喜氏からは、2008年10月から11月にかけて韓国で開催され「水田決議」を採択したラムサール条約締結国会議の報告がありました。「水田決議」は、田んぼを湿地とみなし有機栽培による生物多様性保全の価値を認めようというものです。田中氏は「決議により2009年度は、各地の取り組みが発展していくと推測します。このたび新たに採択された新潟県阿賀野市の瓢湖では、地元小学生のパトロール隊入隊が大きく増加しました」と、「水田決議」の意義を説明。「産地による生物多様性保全の取り組みは、多様な生物が生息することで安全な食品であることを証明することにつながるのではないでしょうか。JAささかみとしても『がんばらないと』と、新たに痛感しました」と、感想を述べました。

 最後にパルシステム連合会山本伸司専務補佐が、今後の活動方針について説明し「食べる側と作る側が自ら立ち上がり、直接結びつくことで互いに支えあうことが必要です。食べものを中心にしっかりした産直を作っていきましょう」と、さらにきずなを深めた産直システムの構築を訴えました。



【資料】

(*1)(株)菜の花エッグ

菜の花エッグ(千葉県君津市)は房総丘陵の豊かな自然の中で、パルシステムの産直たまごを生産しています。たまごの安全性を第一に考え、徹底した衛生管理と指定配合飼料(PHFトウモロコシ、大豆粕、精白米、コーングルテンミールなど)にこだわり、生産体制を整えています。

(株)菜の花エッグ


(*2)パルシステムの公開確認会

パルシステム連合会では、食の安全の確保と、環境保全型農業の推進に向け、産地での栽培や生産履歴を生協組合員と生産者が共に公開の場で確認しあう「公開確認会」を1999年より行っています。この公開確認会は、商品が基準どおりに作られているか透明性を持って組合員に公表することにより、産直関係の絆をより強固なものにしてきました。また産地にとっては、内部の栽培管理体制を整え、農法のレベルアップを促す契機となるものです



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