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掲載日:2008年12月30日

年頭のごあいさつ

 新年明けましておめでとうございます。この言葉の中に、ますます社会の先行きが見えない中、暗い気持ちを断ち切り、新たな気持ちを込めたいと思います。

 世界は今、政治、経済と定期的に様々な破綻を繰り返し、そのたびに多くの社会的弱者、悲劇を生みだしています。その原因の一つである市場経済への偏重は、社会を翻弄しています。今こそこの偏重を是正することが求められています。

 この行き過ぎた自由主義経済の結果がもたらした迷走する現代にあって、「官」でもない「民」でもない、それらとは異なる価値観で成り立つ協同組合組織である「生協」が、本来の役割発揮を期待されている状況にあると思っています。しかしそのことに応えきれない生協側の弱さ、力不足が、昨年一年間の様々な商品事故などに現れました。

 一度失った信頼を取り戻すのは並大抵の事ではありません。しかし、前を向いた取り組みが私達に力を与えてくれます。生協は、常に自らの力で前を切り開かなければならない立場にあります。社会に対し積極的に情報を開示し、社会にメッセージをおくり、そのことによって、自らを鍛え、是正し改革する、その様な姿勢を堅持していくことが生協の発展につながると考えています。

 今年こそは多くの力を結集し、負の連鎖を断ち切り、プラスの循環に切り換える、その様な良い年になるよう取り組みたいと思っています。あらためてこれからの時代は「官」、「民」に負けず劣らず、存在感を示す事が出来るセクターが求められています。生協は、その担い手の位置を期待されています。私達はその自覚と確信を持ち、日々取り組んで行きたいと思っています。

 ぜひこれからもパルシステムの活動にご理解、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。


パルシステム生活協同組合連合会
理事長 若森 資朗



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