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掲載日:2007年11月19日

パルシステム生消協「青年農業者交流会2007」を開催しました
パルシステム連合会は、11月15日(木)東京・文京区の全林野会館にて、パルシステムの産直産地の若手生産者や生協組合員、職員など約140人が参加し、「青年農業者交流会」を開催しました。産直産地の第二世代が産直や交流、さらに自身の生き方について語り合いました。

会場の様子(全林野会館「プラザフォレ
スト」)

 パルシステム連合会の取引産地生産者と生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(略称:生消協)は、11月15日(木)東京・文京区の全林野会館「プラザ・フォレスト」において、「青年農業者交流会2007」を開催しました。

 今年で6回目となる青年農業者交流会には、全国の産直産地の生産者、組合員、生協職員、約140名が集まり、「ジュニアと語る元気な農業」をテーマに、若手生産者同士や消費者である生協組合員と交流しました。今回初めて、秋田の庄内協同ファームから子ども連れの夫婦の参加もあり“第二世代の時代”を感じさせました。

 まず、秋田県立大学の教授で生消協の顧問でもある谷口吉光教授が、「産直産地『第二世代』の課題」と題し基調講演を行いました。谷口教授は、親の世代が苦労して築いてきた産直の歴史を説明しつつ、第二世代としての役割や課題について述べました。「今日のような場は、親たち第一世代とパルシステム関係者たちが築いてきた30年の産直の財産であることに感謝し、第二世代には、その精神と実績を受け継ぎ、発展させる責任がある」「第一世代はジャージが、第二世代は背広が似合う。しかし生産者は現場、土のにおいから離れてはいけない」と話し、産直の基本の精神を失わずに、パルシステムとともに「自立と共生のネットワーク」を活かすことを提言しました。

 続いて「元気な農業」をテーマに、生産者代表のさんまる柑橘同志会 波床彰文さん、大紀コープファーム(御浜天地農場) 山本章彦さん、無茶々園 宇都宮幸博さん、生協組合員代表のパルシステム神奈川ゆめコープ 岸久美子さんがパネラーとなり、谷口教授をアドバイザー、無茶々園の大津清次さんをコーディネーターとしてパネルディスカッションを行いました。

 生産者からは「組合員さんの話を聞いて、父親のやってきたことは間違ってなかったと強く感じた。引き継いで地域でがんばっていかんと。それがふるさとを残すことにもなると思った」「産地にぜひパルシステムの職員、できたら家族持ちを派遣してもらい、地域の活性化に一役買ってほしい」といった発言が、組合員からは、「“第二世代の時代”というのは消費者側にも言える。味覚や食に対する感覚は日々の食卓を通じて受け継がれていくもの、親世代が食の大切さを再認識し子どもたちに伝えていくことが大切だと感じました。また、産地や農業に興味を持ってもらうために、産地での交流体験もたくさんさせてあげたい」などの感想がありました。



14のグループに分かれ生産者と
組合員が語り合いました

 昼食後は、グループに分かれ生産者と組合員が「農業を支えるパートナーとしてそれぞれ期待すること」を語り合いました。

 その後、産地ごとに生産者の自己紹介が行われました。

 最後に、生消協の香取政典代表から「相次いでいる食品偽装のようなことを起こさない風土を組織に根づかせ、第二世代、そしてこれからもずっと、正直で誠実な産地であっていただきたい」あいさつしました。 第2部では、今年の6月から8月にかけて実施した生産者のパルシステム研修とパルシステムグループ職員の産直産地研修の報告会が行われました。







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