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掲載日:2007年8月7日

「いわて奥中山低温殺菌牛乳」の産地でタオルを贈呈しました
8月5日(日)、パルシステムの「いわて奥中山低温殺菌牛乳」の産地で「タオル贈呈式」を開催しました。タオル10,385枚にメッセージを添えて、JAいわて奥中山の牛乳生産者のみなさんに贈りました。贈呈式は産地交流ツアーの中で行われ、組合員19人が参加しました。

■「牛乳産地にタオルを贈る運動」 〜22年間で148万枚のタオルが集まりました〜

贈呈の模様(松沢理事から
西舘酪農生産部会長(右)へ)

パルシステムでは、1985年より、組合員の家庭に眠っているタオルを牛乳生産者に贈り、搾乳作業に利用していただく運動に取り組んでいます。22回目を迎えた今回は、10万6,993枚のタオルと8,158通のメッセージが寄せられました。

 寄せられたタオルは、パルシステムの3つの牛乳産地に分け、メッセージを添えてお届けしています。



■贈呈式では組合員のメッセージも紹介

いわて奥中山低温
殺菌牛乳

 8月5日(日)、「いわて奥中山低温殺菌牛乳」の産地、JAいわて奥中山(岩手県二戸郡)にてタオル贈呈式を行いました。

 贈呈式は、ドゥコープの産地交流ツアーの中で開催し、ドゥコープの組合員7家族19名が参加しました。冒頭、パルシステムを代表してドゥコープの松沢洋子理事が今後の交流の発展やおいしい牛乳の生産への期待を述べると、JAいわて奥中山の川又紀元組合長から「交流することでここの良さを理解してもらい、消費者に届けたい。」と歓迎のあいさつをいただきました。

 参加者からは、「低温殺菌牛乳が好きです。少しですがお役に立てればと思い、今年も次回に向けてタオルをストックします」「甘みが強くてとってもおいしいです。応援しています」と、奥中山の生産者に贈られたメッセージが紹介されました。

 タオルとメッセージを受け取って、JAいわて奥中山の松川美雄専務から、「メッセージは一人ひとりの言葉があたたかかったです」とお礼の言葉をいただきました。

 その後は産地の農場を見学しました。土里夢農場では、牛の糞尿のメタン発酵によるバイオガスプラントを建設し、地域の農家と連携してレタス畑に肥料を使うなど、資源循環型酪農に取り組んでいます。 また、生産者の久保さんの農場で、非遺伝子組み換え(Non-GMO)の飼料に限定していること、とうもろこしの割合を多くし、牛乳のおいしさを追求していることなどを聞きました。

農場見学にて

参加者は間近に見る牛に驚きながらもすぐに好奇心が高まったようで、聞いたことを熱心に書き取ったり、生産者に教えてもらいながら牛に優しく触れたり、すっかり牛と仲良くなれたようでした。

 交流ツアーは翌日までの日程で、生乳がパルシステムのパックに充填される製造工場の見学、食事交流会などで生産者との交流を深めました。




【資料】


「いわて奥中山低温殺菌牛乳」について

  • 2005年から供給が始まった「いわて奥中山低温殺菌牛乳」は、パルシステムで唯一の65℃30分の低温殺菌(LTLT)牛乳で、飼料に遺伝子組み換え作物は使用せず、可能な限り地場の作物を用いています。
  • 奥中山地区は高原地帯に位置し、冷涼な気候で酪農に適した環境であることが特徴です。循環型農業を目指しており、飼料自給率の向上に努力しています。一般に、酪農家飼料の自給率は北海道で約54%、都府県で約17%程度といわれます。デントコーン及び牧草を中心に自給飼料を生産し、概ね飼料の40%を自給しています。


良質な牛乳づくりに生きる「タオルを贈る運動」 

パルシステムの牛乳は現在、北海道根釧地区、埼玉県秩父・児玉地区、岩手県奥中山地区の3つの産地の原乳を使用しています。生産者が分かり、殺菌方法もHTST(高温短時間殺菌)殺菌およびLTLT(低温長時間殺菌)で、牛乳本来の味がすると好評をいただいています。

  • HTST殺菌牛乳およびLTLT殺菌牛乳をお届けするには、きれいな原乳が必要です。生産者もよい原乳を出荷するために日々努力していますが、その一つが牛の乳房をきれいに拭くこと。これだけは機械化できず、人手により毎日きれいに乳房を拭いてから搾乳を行っています。そのために、酪農家ではタオルをたくさん使っています。
  • 牛乳生産者にタオルを贈る運動は1985年にはじまり、22年が経ちました。この運動は、生協の組合員が産地見学したときに、生産者のみなさんから「良い原乳を出すためには牛の乳房を拭くタオルがたくさん必要」と聞いたことがきっかけで始まったものです。現在では毎年約8〜9万枚のタオルと6000通ほどのメッセージが、生産者に届けられ、良質な牛乳づくりに生かされています。


タオル贈呈式 各産地での開催日

地区 開催日 主な商品 備考 タオル枚数
北海道根釧地区 2007年7月30日(月) こんせん72牛乳 産地交流ツアーの中で実施 61,721枚
岩手県
奥中山地区
2007年8月5日(日) いわて奥中山低温殺菌牛乳 ドゥコープ交流企画の中で実施 10,385枚
埼玉県
秩父・児玉地区
2007年12月8日(土) 酪農家の牛乳 秩父乳業公開確認会の中で実施予定 34,887枚

*以下の関連記事もご覧ください。

組合員から酪農家へ10万枚のタオルを贈ります(プレスリリース2007年5月2日)



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