本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2007年7月4日

産地と播種前複数年契約を調印
北海道米の安定供給を実現します
パルシステムは、6月26日(火)、「パルシステム米契約調印式」を行いました。パルシステムの北海道米の産直産地など5者間で締結。お米の播種前にパルシステム分の数量確保の契約をすることで“計画的な生産、安定的な供給”という理想の産直を実現するものです。

■パルシステムの米の取り組み 〜安定した生産と供給をめざして〜

 パルシステムでは、1995年より開始した独自の制度「予約登録米」(田植え前の段階で産地と一年間の契約を結び、登録者分のお米を優先的に届けてもらう仕組み)など米の安定的な生産と供給の関係を確保し、環境保全型の米づくりを支援する取り組みをすすめています。このたび、この「予約登録米」に加え、組合員のみなさんに安定して北海道産米のお届けができるように北海道の産直産地らと5者で2007〜2009年産米のパルシステム向け数量確保を約束する新たな独自制度「パルシステム米契約(播種前契約)」の調印をいたしました。

 近年、市場で人気の北海道産米は、パルシステムでも人気が高まっており、現在お届けしている2006年産米は当初の予定時期よりも早めに完売する見込みとなっています。この契約では、稲の種まき(播種)を行う春先に、その年のパルシステムでの需要量を予想して取引数量を決定し(※)、秋に収穫された新米を市場動向によらずパルシステム分を優先して確保します。手間やリスクが大きい栽培にかかわる生産者にとっては「いま育てている米を待っている人が確実にいる」という安心感をもって生産することができます。
※2007年産米については既に播種を終えており、8月頃の数量契約を予定しています。

 播種前の契約、さらに3カ年の複数年の契約は米業界初の試みであり、この契約は生産者と消費者である組合員の双方にメリットをもたらす理想の産直を実現するものと考えています。


■パルシステム米契約調印式

調印後の握手の画像 6月26日(火)、虎ノ門パストラルホテルにて、「パルシステム米契約調印式」を行いました。パルシステムの北海道米産地であるJA北いぶき、JAふらの、ホクレン農業協同組合連合会と、精米など商品化の最終加工を担う全農パールライス東日本(株)、パルシステムの農産物担当の子会社(株)ジーピーエスの5者が調印しました。

 冒頭、式の主催者を代表し、(株)ジーピーエスの和知稔代表取締役より「複数年に渡る契約で生産者は安心して生産できる。今回は産地JAを含めた契約のため、生産者から直接、消費者に届く“真の産直”といえる」との式辞が述べられました。

 パルシステム連合会の山本伸司常務執行役員は「今回の契約は生産者と組合員を直接結ぶもので、転換期にある日本の農業と食糧問題に対する希望となるものです」とあいさつしました。

 続いて北いぶき農業協同組合の石田隆弘代表理事専務が農協を代表し「複数年に渡る契約でパルシステムや関係各位へ深く感謝します。今年は北海道も10日以上真夏日が続いているが、生産者は組合員の期待に応える米づくりに邁進している。ぜひみなさんにも一度産地を見に来て欲しい」とあいさつしました。

 その後、契約書の調印が行われ、パルシステム連合会の山本伸司常務執行役員が、立会人として署名しました。最後にホクレン農業組合連合会の増田公昭販売本部長より謝辞が述べられ閉会しました。


【参考】

2007年度予約登録米について詳しくは下記をご覧ください
2007年産予約登録米
2007年度の予約登録米の受付は終了しております。お間違えのないようお気をつけください。

パルシステムの産直農産物の企画、仕入れ、販売を担う(株)ジーピーエスについてはこちらをご覧ください
株式会社ジーピーエス ホームページ


【資料】

■パルシステムの産直 〜ただの「産地直送」とは異なります〜

 食の安全性やトレーサビリティへの意識が高まる現代、農薬削減や、正しい産地・原材料表示などが求められています。

 パルシステムは、生活者の健康で安心なくらしに貢献するため、農業の持つ多様な価値を見直し、環境保全・資源循環を基本に、豊かな地域社会をつくることを目的とします。

 パルシステムの「産直」は、産地から農産品を直接運ぶだけの「産地直送」とは意味を違えた、「生産者と消費者の交流を通じて、共に創る運動」としての産直を展開しています。

 パルシステムの組合員が産直品を購入することは、運動としての産直に日常的に参加することになります。

■パルシステムがめざす産直四原則

(1) 生産者が明らかであること
(2) 生産方法や出荷基準が明らかで生産の履歴がわかること
(3) 環境保全型・資源循環型農業をめざしていること
(4) 生産者と組合員相互の交流ができること



このページの上へ戻る