本文へジャンプ
ここから上部共通ナビゲーションです
パルシステムのトップへ戻る
パルシステムのトップへ戻るパルシステム加入のご案内トップページへ資料請求する(資料請求フォームが開きます)お問い合わせ一覧ページへサイトマップへ
ホーム > ニュース一覧 > ニュース
ここから本文です

ニュース 目次に戻る



掲載日:2007年3月16日

2006年度グリーン物流報告会が開催されました
パルシステムも参加するグリーン物流研究会の06年度の報告会が3月15日文京区の茗渓会館にて40名の参加者を集めて行われました。今後の環境活動に対して示唆に富む報告会となりました。

会場の様子の画像 パルシステム連合会もメンバーとなっている「グリーン物流研究会」が、3月15日(木)文京区の茗渓会館で報告会を開催しました。グリーン物流研究会のメンバーを中心に40名が参加しました。

 開会の挨拶の後、グリーン物流研究会座長の増井忠幸教授(武蔵工業大学)より「グリーン物流研究会の取り組みについて」をテーマに講演がおこなわれ、現在の社会環境、今回の取り組みの意義などが報告されました。
 続いて、2006年度の具体的な調査研究報告なされました。2006年度の調査は2005年度の調査をベースに、1.拠点内環境負荷調査チーム、2.冷凍品チーム、3.配送プロセス実証チ−ム、4.マーケティングの4チームに分かれ、それぞれの視点からパルシステムにおける物流の環境負荷の実態分析に取り組みました。
 各チームの報告の後、この研究をまとめられた武蔵工業大学の後藤助教授より調査総括が報告され、今後はグリーン物流のための管理指標の体系化、測定すべき情報項目の整理を行う必要があるだろうとの指摘がなされました。
 その後の質疑応答では、パルシステムのセットセンター建設時の概要、物流の現状などについて参加者と研究会とのやりとりがなされました。

 今年度は昨年度を踏まえた活動で、環境負荷低減活動のヒントがたくさんちりばめられた報告会となりました。最終年度となる次年度はパルシステムのグリーン物流のデザイン化まで提案出来るまですすめていく予定です。

【参考】
■グリーン物流研究会について

座長 増井忠幸 武蔵工業大学 環境情報学部 学部長
主管 グリーン物流研究会
メンバー パルシステム連合会/パルシステム協力会物流部会
武蔵工業大学 環境情報学部  増井研究室/後藤研究室
目的 「各社のグリーン物流への取り組みと課題の情報交換」
「生協の実態の共通認識」
「パルシステムにおける調達物流、基幹物流及び生活物流まで環境負荷(CO2)の調査研究と課題の提案」
その他 05年度よりパルシステム連合会のレインボー基金の助成を受けて活動をしています。

■06年度グリーン物流研究会各グループの取り組み

1) 拠点内環境負荷調査チーム
パルシステム相模SCで、エコ温州みかん/なめこを基に商品1点あたりの重量や容量の差による環境負荷状況(の差)を算定。SCにおいては冷凍・冷蔵庫が環境負荷低減の鍵を握ると提言。
2) 冷凍品チーム
までっこ鶏モモ肉唐揚げ用(ばら凍結)を基に(冷凍)商品の物流過程における環境負荷の状況を算定。拠点内(SC)と同様、冷凍庫が環境負荷低減の鍵となることを報告。
3) 配送プロセス実証チーム
燃料計を使用しての配送地域やルート、時間、また運転方法等の違いによる環境負荷の検証。
4) マーケテイングチーム
東京マイコープ多摩センター組合員に対してアンケートを実施。環境マーケテイングの視点からグリーン物流の仕組みを考察。



このページの上へ戻る